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IT部門の存在価値が問われている

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IT化
中小企業診断士の長谷川進です。おはようございます。
今日はIT部門についてのお話です。

日経コンピュータは、日経BPコンサルティングの協力を得て、企業のユーザー部門に所属する約1000人とIT部門に所属する約500人に対し、緊急調査を試みました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20140127/532529/?mln

詳細はリンク先の記事を見ていただきたいのですが、ITビジネスの現場を知っている人であれば「やっぱりね」とうなずける内容になっています。

確かにユーザー企業のIT部門に関する議論は昔から行われているものの、なかなか良い方向に向かっていないというのが現実。

ユーザー企業のIT部門が、その名前の通り、ユーザー企業のことを理解しており、ITのことも理解している存在であれば、存在価値を問われるようなことにはならないはずです。

しかし、現実はどうでしょうか。

IT部門は何をやっているのか分からない、IT部門は調整ばかりしている、IT部門は情報の受け渡しばかりしている、IT部門は仕事が遅い、といったように見られているのではないでしょうか。

結局はIT部門が中途半端な存在であり、かつ個々の担当者レベルも中途半端な存在であるがゆえに、IT部門の存在価値が問われているのではないでしょうか。

まずはIT部門の役割を明確にして、やることやらないことをはっきりさせたいですね。

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日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。

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