- 鈴木 克彦
- 株式会社マクス 代表取締役
- 建築家
対象:住宅設計・構造
現場には待ちに待ったティンバーフレームのフレーム材がカナダから到着しました。
あいにく朝から雨…
しかしながら、現場の交通事情から、道路使用許可も取ってあるし、トラックも交通整理員も全てスタンバイ済みだったため、泣く泣く決行した時の写真です。
40フィートの特大コンテナを開けると、
「はぁ〜っ」
何とも言えないウエスタンレッドシダーのかぐわしき香りは泣けます。
さすがに大工もなれているので、レッカーで次々に搬入。
しかし、難題は桁っ!
12mを越えています。
継ぎ手なしの一本です。
カメラに入りきらない…
どうでしょう、この現場の広さを無視した(笑)圧倒的なボリューム感。
理屈抜きでこれなら頑丈だと誰でも感じるこの太さと長さ。
死んだ爺さんが
「材料を濡らすのは大工の恥」
何てよく言っていました。
爺さんごめんなさい。
でも、機械で強制的に乾燥させたのではないこの材料は、多少濡れたからその品質が下がるとか、そういう次元を超越した存在なのです(完全に言い訳…)。
とにもかくにも、この材料が好きです!
※なお、ティンバーフレーム工法の家については、こちらもご覧下さい。