家の２つの性質と幸せの形　１

これから家をつくる人へ思いを実現する家づくりのたね 2014-01-30 21:49

自分の書いたブログの古い記事を読んで
ふと・・はっきり見えた事があります。

『家』というものには二つの性質があります。

　・物質的性質

　・人格的性質

戸建てにしてもマンションにしても
必ずその二つの性質があります。
『家』と『幸せ』の関係は、人それぞれですが
その二つの割合で、
どうゆう家を求めているかがわかるような気がします。
　

【物質的性質】　

物質的性質とは
字のごとく、『家は物である』という事。
「品質」「性能」という面を表します。
物ですから、それを手に入れる行為は「購入」です。
「購入」には、「物欲」「所有する満足感」と言った
私達の「欲望」の感情が対応します。

『家は物である』という事を別の表現にしてみます。

「材料の集合体」つまり沢山の物で作り上げた物・・
「製品」とも言えるでしょうし、もっと物質性を強く出せば
「商品」となります。

それを誰が作っているかというイメージは

A：「材料の集合体」＝職人

B：「製品」＝製造会社＝メーカー

C：「商品」＝販売会社＝大手メーカー

となります。
そうすると、それに対応する私達は
下記の並びの右へ行くほど、
『消費者』の度合いを増す事になります。

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A：「材料の集合体」＜B：「製品」＜C：「商品」
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家に対して　A・B・C　のどれに　あなたはピンときますか？

＊＊

前に花を買った話を書きましたが、
その花屋さんの女性は、
花達を「このヒトたち」と言ったんです。
ペットの事を「この子」とか「このヒト」と言うのは聞きます。
でも花の事を「このヒトたち」と言ったのを聞いたのは初めてです。
それだけ想いがあって大切にしているという事なんですね。

私は家の事をさすがに「このヒト」とは言いませんが
「人格がある」というか「命あるモノ」として
考えています。
　
（　つづく　）
　

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