介護・福祉分野の相談といえば、行政や社会福祉協議会などで実施されている相談会などが一般的ですが、相談する際 住所・氏名などパーソナルデータの書き込みが嫌だったり、相談することが恥ずかしいとか恥だとかプライドが邪魔して行けない方も見受けられます。
最近は色々なネット上での相談サイトがありますが、匿名性の高い yahoo知恵袋は結構 分野によっては深刻な相談が寄せられ、回答者も専門的な方が多かったりするので、もっと幅広く活用されるべきだと感じています。
建築分野において、専門家プロファイル(元オールアバウト・プロファイル)でのQ&Aで最近想うことは、大手HMや工務店とのトラブル相談や他社で契約した建築物についてのご相談が多く、回答者側として立ち位置に困るものが多い気がします。
ソーシャルワーカーの感覚で言えば、相談に対する回答に損得を求めないものですが、営利企業の感覚で言えば回答することによる報酬(メリット)を求めてしまうものです。
知的財産という考え方がありますが、今後は「ノウハウ」というものも含め 専門家に匿名でも有料で相談できる考え方(回答に責任を持たせる)が確立されると、もっとソーシャルワーカーの地位が確立され認知度も上がると個人的に思っています (医療分野のサイトでは既にこのようなシステムが確立されてますね)
よく「かかりつけの○○」と言われてますが、実際に相談する敷居が高いと思われる場合は、セキュリティがかかった状態で気軽にネットで相談できる医師・弁護士・税理士等などがいれば、本当の意味でのかかりつけになるのではないでしょうか(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
「アメブロより更新中」のコラム
専門家プロファイルへ自動更新 休止(2024/03/31 00:03)
弊社へのご依頼者様の特性とは(2024/03/30 07:03)
首都直下地震に備えるヒント 6(2024/03/29 00:03)
2024 熊本へ(番外編)(2024/03/28 12:03)
2024 熊本へ(市内から植木市へ)(2024/03/27 07:03)