ファイナンシャルプランナーが天職!
BYSプランニングの釜口です。
今回は、「家計費削減の特効薬である生命保険料削減」
についてお伝えします。
アベノミクスによる株価上昇、企業業績も上がっていると、
新聞各紙では伝えられていますが、実態はどうなのか?
まだ、一般消費者レベルでは景気回復が実感できない状態
ではないでしょうか?
そんな中、消費税増税が控えています。
更に社会保険料のアップ、児童手当の一部削減など家計にとって
厳しさを増すばかりです。
日本の将来を見渡しても、一般的なサラリーマン家計にとって
明るい面が見いだせないのはお分かりいただけると思います。
家計キャッシュフローを良くする手段は3つしかありません。
1.収入を増やす
2.支出を抑える
3.お金に働いてもらう
1については、一部の大企業や利益が出ている企業では
賃金アップもあるかもしれませんが、ほとんどの企業では横ばい
が精一杯というのが現状ではないでしょうか。
3については、株式や投信、不動産などで利益を出している方も
いるかもしれませんが、過去の損失の穴埋めがやっとという方も
少なくないはずです。
また、投資性金融商品に手を出せない方が大半だと思います。
残された道は2の支出を抑える、つまり家計費の圧縮です。
だが、生活費を削減することは、生活の潤いをなくす結果になること
が多く、あまりおすすめできません(怠漫からの浪費は別です)。
家計費削減の特効薬は、心配だからとお守り代わりに加入して
しまっている生命保険料の削減です。
生命保険文化センターの調べによると、
一世帯当たりの年間支払保険料は、平均41.6万円(H24年)。
生命保険料は、一般的に手取り収入の1割程度と言われていますが、
1割も支払っていると貯蓄がままなりません(1割と言っているのは
誰でしょう?生命保険会社の情報操作だと思った方が賢明です)。
生命保険料の割合は上限でも手取り収入の5%未満に抑えましょう。
上記平均値で試算すると、手取り年収420万円(額面530万円程度)
のサラリーマン世帯が年間42万円の保険料を支払うわけですから、
子供の教育費アップ、住宅ローンを抱えながら貯蓄できるわけが
ないのがお分かりいただけると思います。
消費税増税後、このご家庭の家計状況は更に厳しくなるのは明白。
ランニングコスト削減の近道である生命保険料、年始だからこそ
今一度見直してみてはいかがでしょうか?
ではどのように見直しすればよいのか。
2月1日号で詳細をお伝えいたします。
ご質問やご不明な点がありましたら、
お気軽にご連絡下さい。
メール:waku@bys-planning.com
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