こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
10代の恋の特徴は、ドキドキするし、苦しいものだといわれることがあります。
相手からどう思われるか、自分は受け入れられるだろうかということが心配で、相手に合わせてばかりいるからということなのかもしれません。
ここでのドキドキは、もちろんトキメキもあるのでしょうが
「嫌われないかな?」
「こんな私でいいのかな?」
っていう自信のなさを感じる中で相手と親密になっていくことへの怖れもあるのかもしれません。
そんな苦しい恋の最中は、彼からの評価でしか自己評価が成り立たたない状態ですから、相手の顔色をうかがい、相手の言動にいちいち振り回されて疲れてしまうんですよね。
そして、そんなほろ苦い経験を繰り返していくうちに、傷ついたり、自信を失うこともあるけれど、自分だけの強み、魅力に気づき
「私だからしてあげられること」
を見つけられるのだろうと思います。
そんなプロセスを経てから結婚しますから、結婚相手との時間はドキドキよりも安らぎを感じることが多いのかもしれません。
ですが結婚してからも、まるで10代の頃の恋愛みたいに、夫の顔色をうかがい、夫の言動に振り回されてしまう女性は多いのです。
そして夫からの愛情を得るために、相手に気に入られることを基準に行動してしまうんです。
夫から嫌われることや見捨てられることを怖れ、そうならないように我慢を重ねますので、その我慢に見合うだけの愛情を得られないと、激怒してしまうこともあります。
でも夫は妻に愛情を注いでいないわけではないんです。
夫なりのやり方で妻を愛しているんです。
でも妻は、自分の気にいるような愛じゃないと、それを愛とは認めません。
だから、夫がどんなに頑張っても
「私は愛されていない」
と感じてしまうんです。
そのことで妻が夫を口撃してしまうと、夫は自分を保てなくなってしまいます。
多くの男性は感情をぶつけられることに慣れていません。
ですから、ちょっとキツいことを言っただけなのに
「口汚く罵られた」
と感じてしまうこともあるんです。
そうすると、夫はもう家に帰るのが怖くなっちゃうかもしれません。
帰ってきたとしても、自分の部屋に引きこもっちゃうかもしれません。
自分を守るために口撃してくるかもしれませんし、あるいは無視するかもしれません。
こうなってしまうと
「こんな酷い人とは、もうやっていけません」
と離婚を意識する女性も多いです。
確かに夫の精神的な脆さは否めません。
でも、妻の幼さだって、夫婦問題が起きる大きな要素のひとつなんです。
そこに目を向けられる妻には、修復のチャンスが残されているんじゃないかと思いますよ。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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