こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
女性は、パートナーに要求したいことがあるとき、彼のためにあれやこれやと尽くすことがあります。
「私がわざわざ言わなくても、ここまであなたに尽くしてあげているんだから、汲み取ってくれるわよね?」
という感じでしょうか。
でも、それがパートナーに通じないと
「私は愛されていないんだ」
とショックを受け、夫からの愛を得るために更に夫に尽くしてしまいます。
本当にしてあげたいことなら、してあげていること自体が嬉しいでしょうし、満たされた気もちにもなるだろうと思います。
でも、自分が愛を得るために尽くすとなると、そこには我慢や犠牲が伴うことがありますので、次第に心が苦しくなっていってしまうんです。
以前メルマガでちょこっと書いたことがあるのですが、女性は男性に比べて
「私は損をしている」
という思いが強いんです。
ですから、損をしたくない気もちや、お得感を得たい気持ちが男性よりも大きいです。
そんな女性が我慢を重ねてパートナーに尽くしてしまうと
「私は言われなくてもあなたのために何でもしてあげているのに、あなたときたら、いちいち言わなきゃやってくれないし、言ってもやってくれないのよねっ!!!!」
とイライラしてしまうんです。
自分ばかりが損をしていると感じてしまうのでしょうね。
でも、自分の要求を黙って察してもらうことをパートナーに望むのは、現実的とは言えません。
言わなきゃ、わかんないです。
夫は
「妻が自分に尽くしてくれているのは、自分の働きに妻が満足してくれているからだ」
と勘違いしているかもしれません。
もし不都合があれば、遠慮なく言ってくるだろうから、尽くしてくれているうちは、これで問題ないんだと感じているのかもしれません。
だから、妻が尽くせば尽くすほど
「俺、今のままでオッケーじゃん(・∀・)」
とか
「もうちょい、手を抜いても大丈夫かも~(*^^)v」
なんて安心して、現状に満足してしまうだろうと思います。
つまり、妻が尽くせば尽くすほど、夫から大事にされなくなってしまうんですね。
じゃあ、どうしたらいいか?
言わなきゃ、わかんないんだから、言えばいいんです。
気軽に
「お願~い(^^♪」
ってね。
で。
そのときに最も重要なポイントは、妻のお願いに対して断る自由があるということをしっかりと示してあげることです。
「アンタ、断ってごらんなさい?どんな目に遭うかわかってるでしょうね?アンタが想像したことの100倍恐ろしい目に遭わせてやるから、覚悟おしっ!!」
というような雰囲気を醸し出しながら
「お願~い」
なんて言ってもダメですよ?
夫が気兼ねなく「NO」と言える自由と安心感を提供してあげるつもりでやってみてくださいね。
我慢を重ねれば重ねるほど、あなたは夫が「NO」ということを許せなくなります。
ですから我慢をしないで、ほんの小さなお願い事からはじめてみてください。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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