こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
「男ったらし」と「八方美人」
どちらも同性から嫌われる女性の代名詞って感じですよね。
でも私たちは、幼児期の親との関わり方によって、男ったらしか八方美人のどちらかになる可能性があるんです。
随分昔の話ですが、私の知り合いに
「THE・男ったらし」
という感じの女性がいました。
何しろ人から奪うのが好きなんです。
友だちの彼、人ん家のダンナさん、親の友だち(既婚者)・・・
とにかく人様の大事な彼を奪いまくるんです。
で。
捨てる。
奪っては捨て、奪っては捨ての繰り返し。
当然女性たちからは猛烈な反感を買い、毛虫のような嫌われようでした。
今の私であれば、ある程度は彼女の苦しみを察することが出来るのですが、当時は彼女に対するヒガミもあり
「なんてイヤな女なんだ」
と思っていたものです。
彼女はどうして人のものを誘惑し、奪っては、大事にすることもなく捨ててしまうのでしょう?
しかも1度や2度ではなく、常習性があります。
実は彼女、幼児期にお父さんからの愛情を独占していた過去があるようなのです。
私たちの初恋の相手は、異性の親だといわれています。
(イヤだよね~。イヤだけど、そうなんだよ)
女の子にとって、初恋の相手はお父さん。
でも、お父さんには奥さんがいますよね。
つまり、お母さんが恋敵なわけです。
初恋からいきなり三角関係。
しかも、不倫。
父親を巡って、母親と競い合うんです。
しかも、娘はお父さんloveだけど、お母さんのことだって大好きなんです。
ああ、なんてハードなんでしょう?
でね?
お父さんがお母さんのことよりも私のことを愛してくれたっていう感覚を得た子は
「大好きなお母さんから、お父さんを奪ってしまった~ヽ((◎д◎ ))ゝ」
っていう罪悪感を抱くんです。
そんな経験をすると、愛と罪悪感が結びつきやすくなってしまいます。
だから、大人になってからも罪悪感がついてまわるような相手とばかり恋愛してしまうんです。
罪悪感がついてまわるような相手・・・
要は、人さまの彼とか、よそ様のご主人とかですよね。
また、お母さんとの争いでお父さんの愛を勝ち取ったという経験をしていますから
「勝ち取る」
ということは得意なんですけど、もともと自分のものじゃないですから
「取ったら、取り返されるんじゃないか?」
っていう怖れを抱きやすいんです。
愛に生きる奔放な女性に見えても、実はヒヤヒヤして落ち着かないかもしれないんですね。
また、かつて大好きなお母さんからお父さんを奪い取ってしまったことで、その罪滅ぼしでもするかのように、人から彼を奪っては、振ることで相手に返すということを繰り返してしまうこともあるんです。
↑
罪滅ぼしになってないけどね(;^ω^)
というわけで、そこら中の女子から嫌われまくっている男ったらしも、彼女なりに罪を背負い、奪い返されることに怖れ、苦しんでいるかもしれないんです。
「八方美人」も、幼児期の異性の親との関わりが影響しています。
そのお話は、またいずれ(o・・o)/~
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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