【最幸ビジネスモデル】なっちゃんから教わった事。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】なっちゃんから教わった事。

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 【最幸ビジネスモデル】  2013.11.28 No.0750
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先日訪れた滋賀の古民家
「奥加河荘」(おくかごそう)
http://ameblo.jp/okukagosou/

若くて可愛い
なっちゃん・ゆきちゃん
という2人の女の子がやっている、
ほん和かごはんというお食事処でもあり・・・。
シンギング・リンやアロマなどの
ヒーリングサロンでもあり・・・。

心がほっこりとユルクなる
素敵な古民家。

その日、なっちゃんの運転で、
すぐ近所に軽トラで来るという
魚屋さんに行った、その行きの車の中で
ふっと、私は
なっちゃんに相談をしていた。

「心が頑な人に愛を伝えるにはどうしたらいいかな?
 そもそも、生まれて来たその場所が
 憎しみで一杯で争いしか知らない。
 そんな人に、
 愛を伝えるのは難しいんじゃないかな?

 どうしても、
 『あんたは恵まれているから、
  そんな事が言えるんだ!』
 という気持ちになると思う。
 
 だから、私に何か出来ると思うんだ。
 大抵の事はくぐって来たから、
 何かを伝えても、恵まれていたから、とは
 思われないと思うんだ。」

実は、話しながら
この自分の話しに違和感を覚えていた。
そんな苦労比べ、悲惨比べをしなくても
いいんじゃないかな?と感じながらも
話していた。

なっちゃんは、
どんな話をしても
相手が誰でも
とても、
ゆっくり自分のペースで話をする。

それが、私にとって
とてもとても魅力的に感じた。

そして
その、ゆっくりな口調で

「どんな人も愛だから
 愛で関わっていれば、
 きっといつか伝わると思う。」

私は今まで、こんな事を考えていた。

たとえば、
カレーライスの事を全く知らない人に
カレーライスの特徴を一所懸命に説明しても
決して、カレーライスの味が想像できないように
最初から「愛」を知らない人に
愛を説明したって、心を閉ざすだけだと。

でも、
実際にカレーライスを食べれば
説明なんてされなくても
カレーライスを知るように
「愛」も、
愛で関われば
時間はかかっても、きっと伝わる。

それが
なっちゃんだったから、
私に伝わった。

なぜ、
私がそんな相談をなっちゃんにしたのか。

ふっと話し始めた理由は分からないが
相談した理由はある。

社会が悪者を作っているから。

いじめや虐待や
子どもを生んで殺してしまう親や
なんや、かんや・・・。
どれもこれも「悪者」にする。

本当は
ただ、知らないだけなのに。

誰でも、その人と全く同じ人生を歩んでいたら
同じ事をする可能性があるのに。

愛を知っている人は
それが当たり前だから
その感覚で
「そんな酷い事!よくできるね!」
と批判するけれど
それは、たまたま愛を知っているからで、
愛を全く知らなければ
人間はどういう行動をとるか
誰にも分からない。

この事を最初に痛烈に感じたのが
私が小学校2年生の時。

ワイドショーで被害者を可哀想と言い
加害者を極悪非道と報道するメディアに
違和感を覚えたのが最初。

だけれど、
社会は、ワイドショーと同じ感覚で満ちている。

その頃は
このように言語化も出来なかったし
私の感覚は「おかしい」と否定されていたので
心の奥底に封印した。

誰も悪い人なんていない。
ただ、愛を知らないだけ。
だから、ただ愛を体験するだけでいい。

私も知らなかった。
そして、有り難い事に
たまたま、愛を伝えてくれる
(言葉ではなく体験で)
多くの出会いのおかげで、
今の幸せがあるだけで、
もし、今
愛を知らなければ
「悪者」になっていたと思う。

なんども、
死にかけたし、
なんども、
岐路はあった。

そのたびに、私はいつも守られた。

それは私の力ではない。
だから
誰かを「悪者」にする傲慢な気持ちにはなれない。

誰かを悪者にしたら、それは、
自分は悪くないという場所からの発信。

悪いとか正しいなんて、どこにもない。
在るのは
ただ、誰もが愛である、というだけ。

そして、問題があるとしたら。

本来は愛の存在なのだけれど、
環境的に、愛を知らずにいる、というだけ。

ただ、それだけの事なのだと感じた。

「どうしたらいい?」

という私の相談に、
なっちゃんの言葉ではなく。

なっちゃんのテンポや雰囲気や、
何か伝わってくるものから、

「ただ愛で在るだけ」

それだけが、
相手に愛を思い出させるキッカケになれる、
ということを教わった。

言葉じゃない。
ただ、自分がそう在るだけ、だと。

心にひっかかりの多かった私は
なっちゃんが、あまりに心の通りがいいものだから
「なんだ!そういうことかー」と体感してしまった。

ひっかかりが多い程
振り幅のある豊かな人生と言える。

そして、それは
心の通りが良くなった時に
感じる事ができる。

愛を知らない人に
愛を伝えるのは
ただ、自分が愛で在るだけ。

他には、何も必要ないのだ。

それを
若くてかわいい、なっちゃんから
言葉ではなく、存在から
教わった滋賀の旅だった。

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■今日のまとめ

 愛を知らない人に、愛を伝えるのは
 ただ、自分が愛で在るだけ。
 他には、何も必要ないのだ。

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