「自分の幸せってどういうものか」わかるには
どうしたらいいですか?
というものがありました。
大きな質問ですね!
誰もが幸せになりたいと思うのですが、今の日本は
幸せになるための、アレコレモノもあふれていて、
いつの間にか周りの言う幸せに振り回されていることも
あります。
改めて、誰にも左右されない、誰にも意見されないとき、
私の幸せって何だっけ・・・?となると、今度は
あまり考えたことがないから、はっきりわからなくなって
いないでしょうか。
幸せについては、いろいろ意見もあります。
あなたにとって、幸せとは、いったいどんなものですか?
幸せなとき、どんな気持ちで、どんな言葉で表せるでしょう。
また、目に入るものや、聞こえるもの、色形など、考えて
みるのも、面白いエクササイズです。
いただいたコメントでは、「青い鳥のように、幸せは
自分の外側に求めても見つからないというのは
なんとなくわかるのですが、好きなものや好きな人に
囲まれているというのも同じく外に求めているのでしょうか?」
というものもありました。
あなたなら、これをどう思いますか?
自分の外側の要素だって、人生では無視できません。
あればうれしいから、ボーナスとして考えればいいし
幸せの素にひとつになるはず。手に入れようと
努力するのはちっとも悪いことじゃありません。
ただし、その外側のものだけに依存するようになると、
ちょっと危険です。
自分が自分に対してどう思うか、どう感じるか、
もしここが幸せな気分になれないところなら、
どれほど外側の要素が整っても、心の中は満たされません。
中が満たされないから、満たせる外側のものでどんどん
満たそうとするけれど、結局は何も変わらない。
周りはごまかせても、自分にウソはつけないので
自分に対してハッピーでないと、いつまでも
本当にハッピーになれないのです。
ここに、外に探しても見つからない、という本当の
理由があるのです。
女性はまた、小さいころのおとぎ話の白雪姫や
ねむり姫、シンデレラのように、王子さまが出てきて
自分を救ってくれたら幸せになれる、と思って
待ち続けたりしているときもあるかもしれません。
ここも、大きなワナです。
誰かに救ってもらおうとすると、その(救われたい)ために
振り回される結果になり、足元をすくわれます。
すべての人は、自分で自分を救う能力を完全に
持ち合わせているのですから、救ってもらおうと
する必要はないのです。
すべての幸せの一番上に、自分自身への愛情を
必ず考えながら、自分にとって幸せとは何か、
どんなもの・ことがあれば自分が幸せに
感じられるのか。
周りの声を聞かずに、自分の心に聞いてみる時間を
増やしてください。
自分の定義した幸せを自分で作っていくことに
フォーカスできれば、周りで起きることや周りの人も
気にならなくなって、楽になるはずです。
自分の幸せがどうしてもわからない場合は、
幸せじゃないときには、どんなものがあるか、
どんな気持ちか、色や音はどんなものか、
逆を考えてみてもいいでしょう。
これが幸せだと思って追いかけてきたのに
実際に手に入れたら違っていた、なんてものは
なかったですか?
そんな経験から、逆を考えてみれば
あなた自身の幸せの形も見えてきます。
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このコラムの執筆専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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