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★ミャンマー視察レポート

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こんにちは。

将来型会計事務所LBA 公認会計士・税理士の岸井幸生です。

 

実は先週、ミャンマー視察旅行に行っておりました。

少しそのことをレポートしたいと思います。

 

視察の概要

 私自身、ミャンマーへ行くのは今回が初めてでした。
 昨年辺りからニュースや新聞等でも度々ミャンマーのことが報道され、少し興味を持っていました。そんな折、縁あってミャンマーの方と知り合うことが出来、話をしていく中で、もしかしたら我々のクライアントさんの役に立つことがあるのではないかと思い始めました。

 ご存知の通り、日本は少子高齢化の時代を迎え、お年寄りが元気に働いているとはいえ、生産年齢人口がどんどん減少していきます。人口も減り、必然的に国内マーケットは小さくなっていきます。

 対応できる大企業は早くから海外に目を向けて、大きなマーケットのあるところに進出しています。しかし中小企業は人材・資金・情報が圧倒的に不足しており、簡単に海外マーケットに出ることはできません。そこで、上記のミャンマーの方や仲間の士業の方とで情報とルートを確保し、我々のクライアントさんたちの製品やサービスをミャンマーで活かすことが出来ないか模索することになりました。クライアントさん一社ではなかなか対応できないので、みんなまとめて代わりにリサーチ&進出支援をしようという考えです。

 

 今回の視察では上記ミャンマーの方の尽力で、各界の最重要人物と直接お話しすることが出来ました。
 ここが通常のコンサルタントでは成しえない我々の強みでもあります。

 ミャンマーの経済をけん引する、大手銀行の方、財閥の方、政治家、商社の方、メディアの方、ゼネコンの方、それぞれの最重要人物と直接お話しをすることで、この国が求めているモノ・サービス、我々日本に期待していることがダイレクトにわかりました。曜日・時間を厭わず会っていただき、恐れ多いとともに我々への期待の大きさを感じざるを得ませんでした。

 印象深いのは、彼らはみんな若いということです。ほとんど30代後半で組織のトップなのです。そして決断が早い。かつて高度経済成長をしていたころの日本もおそらくこのような感じだったんだろうと思います。

 

ミャンマーの現状

 「最後のフロンティア」ともてはやされていますが、実際はいわゆる「発展途上国」です。過度な期待を胸に勢いで進出してもはじき返されるのが関の山です。

 まず、インフラが脆弱です。滞在中も時々停電がありました。電気を使わない事業はないでしょうし、特に製造業は致命傷になりかねません。それなりの規模の所は自家発電装置があり対処していますが、日本に慣れた我々にとっては不便極まりないことですよね。

 宿泊施設も足りていません。世界中からフロンティア目指してたくさんの方が来ています。宿泊場所も不足していますし、オフィスも不足しています。受け入れるためのインフラもこれからという状況です。

 土地バブルが発生しています。数年前までは二束三文の土地が何十億円という単位で売り買いされています。世界中で起きているように「バブル」の匂いがします。いますぐどうこうなる段階ではないと思いますが、永遠に続くとも思えません。きちんと出口を考えて参入すべきです。

 

ミャンマー進出支援 

 検索して出てくる進出コンサルタントは、「とりあえず現地に店を出しましょう」「場所探してきます」「まず●百万円振り込んで下さい」という感じが多いと聞いています。それが普通といえば普通なのかもしれませんが、我々には理解できないことです。

 目的も定まらないうちから行ってみても大半は断念することになります。目的が定まっても仕入ルートがなければ販路がなければどうしようもありません。行ってから独自で頑張るという気合があれば別ですが・・・。

 ミャンマーでは何が不足し、その中で何を求めているのか、さらにその中で我々できることは何なのか、綿密に調査して進出の是非を検討する必要があります。

 今回の視察でミャンマーという国に大きな可能性があることを実感しました。同時に越えなくてはいけないハードルがいくつもあることがわかりました。

 何があるかわからない新興国では、大企業にはできない「素早い動き」が有効です。莫大な資金力はないかもしれませんが、中小企業には機動力があります。強みを活かしつつ、新しい市場の開拓を考えてはいかがでしょうか?

 

ご相談は

 基本的にLBA会計事務所のクライアント様を優先に情報提供を行っていますが、頑張る中小企業とミャンマーの発展を支えたいと思っていますので、ご興味のある方はご連絡ください。

 ※あやしい投資話、違法行為またはそれに類似する行為等の話は受け付けません。まじめな話以外は受け付けておりませんので予めご了承ください。

 

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