こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
人はふれあいなしには生きていけません。
どんなに人間関係で傷ついたとしても、ふれあいの中で生きていくんです。
人とのふれあいは、私たちにとって欠かすことのできないもの。
酸素や水とおんなじです。
ふれあいにも色々なものがありますが、私たちが何よりも望むのが「親交」。
相手との間に築く、親密な関係です。
親密な関係は、相手との心の距離が近いですから
「近すぎて、怖い」
なんてことも起こります。
近すぎて何が怖いかっていうと、傷つくのが怖いんです。
たとえば、大して親しくもない相手が自分から離れていっても、そんなにダメージは受けないけれど、親しい相手が自分から離れていったら、ボロボロに傷つきますよね。
だから、親しくなり過ぎずに、一定の距離をキープしていれば、傷つくことをある程度回避できるわけです。
特に「機能不全家庭」で育った人は、親密さというものを知らずに成長したケースが多いので、人との距離を縮めることがものすごく怖いんです。
誰だって、未知なるものにトライするのは怖いですよね。
だけど最初に書いたように、人はふれあいなしには生きて行けません。
そこで、「親密さ」の代用品として、歪んだふれあいを得ようとすることがあるんです。
でも、歪んだふれあいによって手にすることができるのは、お互いにとっての不快な感情です。
例えば、わざわざ相手を怒らせるようなことをして、そのことで相手から罵倒されたり、攻撃されたり・・・なんていうパターンは、夫婦間では多く見られます。
この「罵倒されたり、攻撃されたり」という部分だけを切り取って
「夫が酷いんです~」
とご相談くださる女性もまた多いのですが、ご主人側に修復の意思があり歩み寄ろうとすると、奥さんは「親密さ」を怖れて避けよう、避けようとしてしまい、結局ご主人が
「お前とは、もうムリ」
って根を上げちゃうんです。
この状態になってしまっても、絶望しないでくださいね(^^♪
あなたには、親密感を学ぶチャンスが訪れているだけなのですから。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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