こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
AさんとBさんは、ちょっとした意見の食い違いから、相手に嫌悪感を抱くようになりました。
お互いにムカッ腹を立ててる状態です。
Aさんは、Bさんに傷つけられたと思っています。
でも、そのことでBさんを責めることはしません。
代わりに、二人の共通の友人に
「わたし、Bにこんなことされたの」
と悲しげに言って回りました。
やがて二人の共通の友人たちは、みんなAさんに同情し、みんなで一斉にBさんを無視するようになりました。
すっかり孤立してしまったBさんは、Aさんと仲間たちから離れていきました。
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これ、女性によく見られるケンカのやり方です。
ムカつく相手に直接攻撃するのではなく、周りの人を巻き込んで、相手を排除するんです。
これを夫婦喧嘩に応用する人、いっぱいいます。
子どもを巻き込んでしまうんです。
しかも、そういう女性的なやり方を用いるのは、意外なことに夫であることが圧倒的に多いんです。
「パパはママに苛められた」
ってね。
もちろん、妻がやるケースもありますし、夫婦揃って自分こそが被害者であると子どもにアピールするケースもあります。
夫婦のどちらがやるにしろ、子どもにとって気分の良いものではありません。
人間関係に躓けば、誰だって辛いし、その辛さを理解して欲しい。
それに、ひとりでも多くの味方が欲しい。
でも、その役割を子どもに押し付けるのは、親のすることではありません。
子供は子供なりに、自分の世界の中でストレスを抱えて生きています。
その上親からも辛い気持ちを吐き出されてしまったら、子供は自分の抱えたストレスをどう処理すればいいんでしょう?
辛い気持ちに寄り添うのは、親の務めです。
楽しさを分かち合ったり、嬉しいことを共に喜ぶのも、親の大事な務めです。
我が子のために、これらのことがキチンとできているかどうか、自分に問いかけてみてくださいね。
夫婦間の対立感情は、お子さんにわかってもらおうとするんじゃなくて、ぜひカウンセラーに向かって吐き出してください。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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