JR中野駅の北西側、駅から約5〜6分歩いたところに
警察大学の跡地があります。
すでに警察大学は平成13年に東京都府中市へ移転し、
広大な土地〔約13.7ヘクタール〕の跡地利用が話題になっていましたが、
先日の新聞報道によれば、いくつかの大学やショッピングセンター、
公園などの複合施設を作る案を中心に議論を進めていくようです。
この跡地をめぐっては、数校の著名大学が
「自校のキャンパスに」と積極的に中野区や東京都に
働きかけを行っていました。
住宅の都心回帰が顕著なように、
教育施設とくに大学の都心回帰も急速に進んでいます。
つい先日、山口県で戦後初めて「大学の倒産」が発生したように、
数年後に「大学に入学を希望する学生はすべてどこかの大学に入れる時代」
を迎える大学経営や専門学校経営にあって、
入学者確保は最大の懸案事項です。
18歳人口だけでなく、社会人や主婦層までをターゲットにして
門戸を開放して行きます。
そして、少しでも学生を集めやすくするため、
交通の便のよい都心部にその施設を確保します。
今年からスタートしたロースクール(法科大学)開設のため、
中央大学はじめ多くの大学が郊外のキャンパスを捨て、
都心部にその施設を構えたのがその顕著な例です。
>>>続く
※EMP会員に登録いただけると、
不動産投資に役立つ知識をメルマガにて毎週配信中。
⇒ご登録はこちらから
⇒安心の不動産投資なら、EMP