投資用不動産にとって最も大事なのは、「いかに稼働率を上げるか」です。
「稼働率を上げる」すなわち「いかに空室期間を短くするか」ということです。
どんなに現状の利回りが高くても、
前入居者の退去後になかなか次の入居者が決まらないのでは、
結局、総収入額は少なくなり相対的な利回りは低くなってしまいます。
入居者を募集する際、立地や建物グレードなど「物件自体の持つ魅力」と、
賃料など「募集条件」が重要なファクターとなります。
不動産の場合、購入後には「立地」だけは動かすことはできませんが、
稼働率を上げるためその他は操作や変更が可能です。
(投資物件選定の際「立地」が最も重要という理由はここにあります)
「物件自体の持つ魅力」をアップさせる方法としては、
設備・備品の変更が挙げられます。
ユニットバスやキッチン、コンロの変更や洗濯機置場の増設などは
入居者募集に大きなプラスになります。
ただ、これらはかなりの費用がかかります。
意外と効果が高いのが、改造蛇口・シャワーや建具の取っ手交換などです。
比較的安価で交換できますし、おしゃれで見栄えのよいものに交換すれば、
ちょっとしたことですが(特に女性に対して)インパクトは高いようです。
「募集条件」では、敷金・礼金の見直しが代表的な例です。
物件余りの状態と初期費用を抑えたいという入居希望者の要望とで、
とくに最近顕著な傾向です。
>>>続く
※EMP会員に登録いただけると、
不動産投資に役立つ知識をメルマガにて毎週配信中。
⇒ご登録はこちらから
⇒安心の不動産投資なら、EMP