
- 釜口 博
- BYSプランニング ファイナンシャルプランナー
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
今回のコラムは消費税アップの可能性と「金」投資との関係についてお話させていただきます。
金の価格上昇が続いていますね。
国内の小売価格は1g=2,900円〜3,100円の値動きで推移しています。
ここ5年間で2倍強になっています。
金は債券や株式と違い配当や利子を生み出さないが、実物資産として普遍的価値を
持つ金融商品ですので、インフレ対策にもなります。
現在保有しておられる方もいらっしゃるとは思いますが、「いずれはインフレ対策として
保有しておきたい」とお考えの方。
「消費税」との関係に注目です!
金を購入するときは当然、消費税がかかりますが、売る時も「消費税を上乗せした価格」
で地金商や精錬会社などが買い取ってくれます。
いずれ引き上げが避けられない消費税。
現在の税率5%の時点で購入しておき、将来仮に10%に引き上げられた時点で売却すれば、
価格は5%上昇したのと同じ効果が得られます。
実際に、ファイナンシャル・リテラシーのある方は、1989年の消費税導入と1997年の消費税
引き上げ前に、大量に購入されていたようです。
同じような駆け込み需要が消費税引き上げ前に密かにすすんでいくのでしょうね。
金の現物への投資としては、金地金やコイン、純金積立を利用する方法があります。
最小投資額は、
純金積立が月々1,000円、
コインが1万円程度、
地金が3,000円から4,000円程度から投資ができます。