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閲覧数順 2024年12月08日更新

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ソフトウエアライセンス契約書の作り方

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IT・ソフトウエアビジネスの法務
 相談が多いソフトウエアライセンス契約書の作成について説明します。作成にあたってはいくつかのステップがあります。ステップをきちんと踏まないために、余分な弁護士費用がかかる場合が多くありますので、注意が必要です。
1 まず、ライセンス契約書を作成するにあたり、同じような仕組み(ビジネススキーム)を用いているソフトウエア企業の作成している契約書をサンプルとして集めてください。
2 次に、その中で、自社の」ビジネススキームに一番よく似ている契約書をベースにして、契約書を大まかに作成してみてください。
3 大まかな内容の契約書を作成したら、次に、自社特有のトラブルとしてどのようなことが起こりそうか、社内でブレーンストーミングをしてみてください。そのブレーンスト―ミングで予想されるトラブルに対して、契約書でどのように対応しておくべきかを考えてください。
4 予想されるトラブルに対する条項を大まかな内容で作成している契約書に追加していってください。これで、ライセンス契約書の草案ができたことになります。
以上のような手順を踏んだ後に、弁護士に相談してみることがいいと思います。その際には、基礎にした契約書がどのようなものか、また、ブレーンストーミングの内容なども伝えてください。そのようにすると、弁護士として契約書の検討を効率的に行うことができ、内容として充実したものができ、また、弁護士費用の節約になります。

 ライセンス契約書の作成方法について簡単に説明しましたが、ライセンス契約書の理論的な説明については『民法でみる知的財産法』httpの第7章で説明していますので、法務担当者の方で(実務上の問題ではなく)理論的な内容を知りたい方は参考にしてください。
フランテック法律事務所 http 金井高志

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