ある日、あなたの店の近くにも、ライバル店が進出してくるかも知れません。
もうすでに、あなたの店の近くにライバル店がオープンしてしまっているかも知れません。
それを、ただ脅威とばかりに恐れていても仕方がありません。
売上げが減少している言い訳をしていても仕方がありません。
そろそろ反撃に移りましょう。
では、まずは、何をするか?
最初にすべきなのは、「敵を知ること」です。
どんなお客様が利用されているか?
何が売れているか?
どれくらい売れているか?
QSC(品質・サービス・清潔さ)のレベルはどれくらいだろうか?
販促策はどの様なものを実施しているんだろうか?
駅からの距離は?動線は?
人の集まる場所から看板は見えるか?
客席数は?
強みは何だろうか?
弱みは何だろうか?
色々な観察ポイントがあります。
でも、これだけでは未だ足りません。
あなたには、このような調査をしながら、一枚の推定データを作成して頂きたいのです。
それは、「ライバル店のPL」です。
PLとは、損益計算書。売上げから経費を引いて、最後にどれくらいの利益が出ているか?と言う財務諸表です。
調査と観察により、そのPLを作成するのです。
売上げ、食材コスト、人件費、営業経費、水光熱、家賃、建設投資の金利と償却・・・観察から推定してしまうのです。でも、この推定が大事。思い込みでは無く「観察」をしっかり行って「計測」するのです。
家賃は、不動産屋に行って相場を聞けば教えてくれます。
推定PLを作成すると、相手の弱点は見えてきます。
忘れてはならないのは、相手の売上げは、あなたの店のインパクトを受けているのです。もちろんあなたの店も相手からインパクトを受けていますが、相手もまた同様であることを忘れてはいけません。
相手もあなたの存在が脅威なのです。
その脅威の相手もあなたの店の「PL」を見たがっています。
相手もあなたのことを恐れているのです。
だから、相手よりも先に一歩でも優位に立つことが戦いに勝つ秘訣です。
さあ、ライバル店の推定PLを作成してみましょう。
きっと、面白いものを見つけることが出来ますよ。
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