- 坪内 康将
- 独学指導者
- 愛知県
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
生徒と接していると、なかには
「先生は絶対に正しい」「先生は絶対に間違わない」と思っている子もいます
それはそれで良いような気もしますが、実際に指導する立場の方は、このイメージはつらいと思います
なぜなら
【指導する側も完全ではない】
ということです
もちろん、ご自身なりの理論や自信は必要ですが
指導する側も日々勉強であり、日々最善を目指している方ばかりです
だから、5年前よりも今 先月よりも今月 のほうが、より良くなっているはずです
どうしても、生徒や保護者の方は100%、絶対を求めてしまいます
でも、子どもに一番近い存在の保護者の方だって、子育ては日々試行錯誤、勉強だと思います
私たち指導する側も、その部分が必ずあります
指導する側が大事なのは
・大事な根幹の部分はブレないこと
・時代や相手による変化に柔軟であること
・こだわりが薄い部分は、割り切って変えていくこと
だと思います
私も、独学指導をして、生徒が自己管理できるよう指導するという根幹はそのままですが
枝葉の部分や、細かい方法は今でも試行錯誤しています
さらには
「脱ゆとり」や「入試方法の変化」といった制度の変化への対応
1人1人の生徒や保護者の方による違いへの対応
も出てきます
さらにさらに、塾経営者になってくると、法律の変更や、教室自体の老朽化も起こります
すべてをそのまま変えずにいく
ということは不可能なわけです
私は教室内に、いくつか「言葉」を掲示しています
(塾業界では、どこでも教室内にたくさん掲示があるらしいです。成績だったり、気合の入る言葉だったりが所狭しと貼ってあります。私は、成績情報は一切書かずに、言葉だけ掲示しています)
何かを変えたい!と思った時に、よく貼り換えをしています
そして、当然、反応が良い言葉とそうでない言葉が出てきます
反応が良い言葉を残して、良くない言葉に替わるものを貼る
これも試行錯誤の1つです
※必ず言葉は自作するという「こだわり」は持っています
ちなみに、今貼ってある言葉は・・・
1:考え方が変われば、態度が変わる
態度が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、生活が変わる
生活が変われば、将来が変わる
2:困ったときは、習ったルールだけ使え
3:成長は、気にすることから始まる
4:勉強は、自分を映す鏡
5、すべての勉強、間違い、成績には理由がある
という5つが貼ってあります
なかには、教室ができてからずっと変えていない不動のスタメンもいます
この言葉を楽しみにされている保護者の方もいらっしゃるみたいで
毎回の懇談会でいらっしゃるたびに、教室全体を見ては、言葉をメモする方もいらっしゃいます
なかなか小学生には難しいかもしれませんが学年が上がり、自分で勉強のことを考え出した時に
バシッと届くような言葉を置いておきたいと思っています
ただ、自作にするという「しばり」が厳しくて、なかなか浮かばないときもあります(泣)
教室にお越しの際は【教室内の言葉】にもちょっと注目してもらえたらと思います
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