- 坪内 康将
- 独学指導者
- 愛知県
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
若者の「習ってません」発言に40代以上が「やる気がないのか?」と思うワケ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130731-00000076-zdn_b-bus_all
記事の内容を要約して、自分なりの解釈を入れると・・・
今の20代の若者(もちろん10代も含む)は「典型的な受け身型」だという。
その理由として、1つは、採用環境の変化。
20年前は、就職活動期に「会社が人材育成に投資しているか」を気にする人はほとんどいませんでした。しかし今は、採用時に「人材育成制度があるか」をチェックする人が増えています。そのため、採用情報には必ずと言っていいほど、人材育成について紹介があり、「基礎から丁寧に指導します」「OJTでしっかり仕事を身に付けていただけます」などの文言が添えられています。
つまり「ちゃんと教えてくれるのか」を重視しているということは、これまで「人からしっかり丁寧に教わってきた」過去があるということでしょう。
もう1つは、仕事を覚えにくくなった環境にあります。
IT化が進んだことにより、多くの仕事はパーソナルになっています。そのため、上司や先輩の仕事を見て覚えることがしにくく、「見て学ぶ」は機能しないと言えます。また職場は余裕がない上、年の近い先輩も少ないため、ちょっとしたことなどの相談や質問もためらわれます。
昔のように「人」からの直接的な情報ではなくなった分、ノウハウや情報は伝えることができ、覚えることはできても、「人間味」や「感情」「意図」の部分までは伝わりにくくなっています。
その結果、さまざまなことを1人で抱えた上、指示者の意向とズレが生じたアウトプットを出します。さらに評価されない経験を1度でもすると、そこで気持ちが萎縮します。気持ちの萎縮が起こると、それからは自己防衛を始めます。よって「習っていない」という表現をする必要が出てくるのです。
これは学校現場でも塾でも多々見られる光景です。
「それ学校でやってないからできない」
「それ習ってないからできない」
「習っていない問題が出てきたからできない」
きっと
「○○(だから、できない)」
という自己防衛をしている以上に
「最初から誰かが教えてくれるものなんだ」
という意識が強いためだと思われます。
ただ、高校・大学受験・大学・社会人になれば
【それ、習ってないよ】という状況のほうが、むしろ多くなります。
もちろん、そうならないために
【高校=予習型の個別指導塾】
【大学受験=予備校】
があります。
だから、遅いと大学に入るまで、その現状に直面しません。
私は
中学校・高校で、その人の【価値観】は形成されると思っています。
だから、中学・高校の時に
【自分で学べる】【自分で習っていないものでも、できるようにする】ことを経験しておけば
【習っていなくても自分で解決できる】価値観が生まれます。
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それを学ぶ場を、お子様はお持ちでしょうか。
塾屋は独学指導を専門にした学習塾です。
小中高校生が対象です。
「習ってません」を言い訳にする若者になる前に
一度この塾を経験させてはいかがでしょうか。
若者の「習ってません」発言に40代以上が「やる気がないのか?」と思うワケ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130731-00000076-zdn_b-bus_all
の記事を引用させていただきました。
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