- 千鳥 嘉也
- 株式会社エヌ・ワイ・エス・ディ 代表
- 東京都
- 婚活アドバイザー
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
- 橘 凛保
- (マナー講師)
皆さん、こんにちは!
東京と横浜で婚活パーティーを開催中のNYSD代表です!
いよいよ夏本番ですね!
学生は夏休みに入り、社会人の我々はもうすぐお盆を控えている状態です。
昔から、「盆と正月は・・・」と言われることが多いように、一年におけるちょっとした節目だと思いますね。
そして、人生においても、「節目」と呼ばれる年齢があります。
それは、「20歳」であったり、「60歳」であったりします。
その節目の年を迎えると、「なにか始めなきゃ!」と思ったりもします。
さて、こと「婚活」においては、どうでしょうか?
一般的に言われているのは、まず『30歳』という年齢が男女を問わず、ひとつの節目になっていると思います。
特に女性においては、「昔、”クリスマスケーキ”に例えられ、今は”年越しそば”」という人もいたりしますね。
昔に比べて、だいぶ晩婚化が進み、年齢に対してのプレッシャーというものが薄れてきているのも事実。
しかし、「節目」という言葉に背中を押される人が多いのも確かでしょう。
ある種の「締切効果」と呼べるかもしれませんね。
さてさて、今回語らせて頂きたいことは、「婚活業界のこちらから見える風景」ということで、多くの方が勘違い!?しているのかなぁと思うことを書いていきたいと思います。
「婚活パーティー」にしても、「結婚相談所」にしても、そういった「婚活ビジネス全般」に対してちょっとした偏見を持っている人は多いですよね!?
「婚活」という言葉が当たり前のようになってきて、だいぶ「婚活パーティー」なんかも市民権を得てきたような風潮がありますが、それでもまだ抵抗があるという人は結構いると思います。
それはズバリ、『期待の裏返し』でもある! と感じます。
「30歳になってもシングルだったら、婚活パーティーに・・・」
とか、
「35歳になってもシングルだったら、結婚相談所に登録する!」
というようなことを言う人は、結構いるのではないでしょうか。
この言葉の裏を読んでみると、
「今はまだナチュラルな出会いの中に可能性を見出したいけど、一定の年齢になっても難しそうだったら、人工的な出会いでも我慢するしかないかなぁ」
ということだと思います。
もっと突き詰めて言えば、
「なりふり構わずに、そういった場所に行けばなんとかなる!」
と信じていると推測します。
話がちょっと変わるようですが、最近、知り合いから「自転車」を安く譲ってもらいました。
それ一台でママチャリが何台も買えるような、本格的な自転車です。
二十数段の変速機がついているタイプで、かなりスピードが出ます。
とはいえ、いくら「速い!」とは言っても、最終的には動力は「人力」です。
どんなに高性能な自転車といっても、自分の脚力や心肺機能次第となってきます。
流石に、エンジンを積んだバイクや自動車には勝てません。
「婚活パーティー」や「結婚相談所」もしかり。
最終的には、その人の魅力次第ということになりますね。
よく勘違いされるのですが、「婚活パーティー」にしても、「結婚相談所」にしても、人工的なのは最初の「出会いの部分だけ」です。
そこから恋愛に発展するかどうか? は、各人の魅力に掛かってきます。
この「魅力」を構成する要素の一つとして、「年齢」というものがあります。
婚活市場における「魅力」というのは、「人間的な魅力」というよりは、とっかかりとして「性的な魅力」の方を重視する人が多いのも注意点でしょうか。
これは女性ばかりに強調される傾向がありますが、婚活市場においては男性も同じです。
まったく同じ人であれば、若い方が断然有利です!
同じサービスを利用するにしても、これまた若い方が良い結果を期待できるのも確かですね。
ちょっと話がずれましたが、「結婚情報センター」の成婚率が、「10%前後」。
最後の頼みの綱とされる「結婚相談所」にしても、一般的な成婚率は「20~30%前後」と言われます。
この数字から見ても、結婚できずに辞めていく人の方が圧倒的に多い訳です。
更に、一定の年齢を過ぎると入会すらお断りするところも少なくないそうですね。
という訳で、何が言いたいのかといいますと、
・婚活ビジネスと呼ばれるサービスも、一般に思われている程の神通力は無いということ。
また、
・出会いのある婚活パーティーに関しても、単なる交流の場の提供であって、
自分は何もしなくても、誰かが色々とお膳立てしてくれるというものではないということ。
ですね。
もちろん、専門家の方からのアドバイスは、かなり有効な場合が多いことも事実だと思います。
パーティーにしても、お見合いにしても、ある種の『プレゼンテーション』といえる要素があるわけで、誰でもそこは訓練次第でかなり伸びる部分でもあることも付け加えさせて頂きます。
まとめとして、一言で「婚活ビジネス」といっても、費用にかなりの差はありますが、そんなに敷居が高くはない一方で、「お金さえ払えばなんとかしてくれる!」いった万能なものでもない訳です。
最終的には、婚活市場と呼ばれる「需要と供給」のバランスの中に置かれる形になるので、自分の市場価値を見極め、市場の偏りがあるところを効率的に見つけ、
自分を高く売る!というのは、本当に「就活」に似ていますね。
その単なる一手段に過ぎないのが、現在の婚活サービスだと思います。
どうしても各人の積極性や努力は必要になりますね。
まさに、『天は自ら助くる者を助く』 ですね! ・・・ (要約)怠惰な者には、決して幸福は訪れないということ。
もし、「あなたの理想的な異性で、且つあなたを愛してくれる人を連れてきます!」ということができる能力があれば、ゴルゴ13や、ブラックジャックのように法外な金額でもビジネスが成り立つのでしょうが。。
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