FP藤原の履歴書。

こんにちは、1日3分マネーレッスン！

神戸でマネーセミナー講師をしている、ファイナンシャルプランナー藤原です。

私の経歴を公開させていただきます＾＾

ファイナンシャルプランナー藤原 良
1978年生まれ。関西学院大学卒業後、大手レストランチェーンに就職。

会社史上2番目の速さで店長に。その後4年で4店舗を渡り歩き、それぞれの店舗の赤字を黒字転換する。

しかし、功績を認められ最後に着任した店舗で苦い経験を味わう。

県下でも有数の売上高を誇るその店舗での不規則勤務且つ過重労働がたたり、著しく体調を崩す。その頃から店長としての自分の限界を感じ始め、新たな道を模索するようになる。

そんな思いを胸に秘めながら、たまたま見つけた資格講座のチラシ。そこには「ファイナンシャルプランナー」の講座があった。

人生におけるお金の問題を明らかにし、具体的な解決策を提案していくその資格は、まさに「家計のホームドクター」。将来の自分にとってもお金の知識は必須であると感じ、店長職をこなしながら通信講座を受講する。

コツコツとFP資格の勉強をしていくうちに、ふと気づく。

「お金の知識を身につけずに、このままサラリーマンをしていると、将来とんでもないことになるぞ」

そして「自分がしっかりとお金の知識を身につけて、多くの人に伝えてあげれば、みんながお金に振り回されることのない楽しい人生を送れるのではないか」と。

そして2006年、その思いを現実化できる仕事に出会う。

店長としての手腕を外資系生命保険会社のマネージャーに買われ、ヘッドハンティングされる。

その頃ちょうどFP資格講座も佳境を迎えており、後は最終試験を残すのみだったこともあり、一念発起して転職。その半年後にFP最終試験にも合格し、晴れてファイナンシャルプランナーとしての道を歩み始める。

しかし、夢と希望を抱いて転身した完全歩合制のFPは、決して楽な仕事ではなかった。

もともと全くの畑違いの職業だったので、営業をかけるという行為自体が初体験。待っていても顧客が自ら来ることはない。来店商売だった前職とは正反対で、どう行動していけばよいか分からない。

それに加え、見込み客からは外資系ということだけで話を聞いてもらうことすら断られたり、店長時代は親しくしていた友人に、電話をかけても全く出てもらえない。

「ただ話を聞いてもらうこと」の約束を取り付ける難しさを通関した。話を聞いてもらえなければ、当然売り上げも上がらず、収入はどんどんと下がり、一時は口座の残高が３桁に。

だが、収入が無くなり、仕事を続けることができなくなる一歩手前で、ある優秀なFPと出会ったことがきっかけで、人生が良い方向へ一気に巻き返すことになる。

「お客様にお願いするんじゃない。教えてあげるんだ。お客様と立場は対等でないといけないよ。僕らはお金に関しては誰よりも学んでいるし、それを教えてあげられるだけのスキルもある。話を聞かないと将来困るのはお客様のほう。断られても落ち込むことはない。無駄な商談をしなくてすんだと思えばいい。自信を持って堂々と断られてくればいい。」

「話を聞いてもらう」から「知識を教えてあげる」に考え方がシフトした瞬間だった。

もともと日本人の金融知識の無さに危機感を覚えて転身したFPという仕事。日々の営業活動に振り回され、初心を忘れていたことに気づく。

その優秀なFPの言葉を受け、お客様がお金にまつわる興味を持ちやすい話、知りたいと思っている話などを教えるようにしてみると、仕事が面白いようにどんどんと進むようになった。

また、初歩的な金融知識を教える「マネーセミナー」を開催し、その後に個別相談を積極的に行うようにすると、スムースに商談ができ、売上も飛躍的にアップした。

2012年11月、「金融教育を広め、日本を豊かにする」という自分と同じ志を持つFP事務所の誘いを受け、移籍。

現在は日本人の金融知性の向上を使命とし、FP業務をはじめマネーセミナーや個別相談会で忙しい毎日を送っている。

A型、乙女座、カレー好き。