
- 榎本 純子
- 神奈川県
- 行政書士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
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- (行政書士)
よくある質問シリーズ第2弾です。
先日、ある友人が私の回答したQ&Aを見て、電話をかけてきました。
http://profile.ne.jp/pf/e-rikon/qa/detail/13206
いわく、「これって本当?」
要は、夫婦で合意しないと簡単には離婚できないですよ、ということを書いているだけなんですが、これにとても疑問を感じたというか、違和感を持ったようですね。
当たり前といえば当たり前なのですが、一般の方が、本当にはあまり認識しておられないこと。
それは、
配偶者に合意してもらえないと簡単には離婚できないということです。
結婚するときは、もちろん夫婦の合意でします。
結婚したくない相手とは結婚できないですよね?
ムリヤリ婚姻届に署名・捺印させることなんて、誰にもできません。
一般的には、希望に燃えて、シアワセいっぱいで署名・捺印するのではないでしょうか。
それと同じで、協議離婚も夫婦で同意しないとできないのです。
離婚したくない相手と離婚はできないのです。
ムリヤリ離婚届に署名・捺印させることは、誰にもできないのです。
合意してくれない相手と離婚をするのは絶対に無理、というわけではありません。
でも、非常に大変です。
なんてことを、その友人にツラツラと説明しました。
彼女は、「そういうコトは学校で教えるべきや!」と。笑。
「あかんかったら離婚したらいいやん、というのは間違いやねんなぁ」とも。
そうです、駄目だったら離婚すればいいというのは大きな間違いです。
ある程度の勢いがないと、結婚なんてなかなかできない、というのも事実ですが、駄目だったら・・・と考えて結婚するのは、間違いだと思います。
または、離婚するときに揉めないような相手と結婚をするか、ですが、これはまたちょっと違う話になるので、別シリーズで・・・。
では、離婚したいのに配偶者が離婚に同意してくれない場合、どうすればいいのか。
ということを、次回は書いていきたいと思います。