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雑節のひとつです
夏至から数えて11日目
今年は夏至が６月２１日でしたから
今日が半夏生ですね
農家にとっては大事な節目の日で
この日までに農作業を終えるといわれています
雨もあり
暑くなるこの時期体を休めておくということなのでしょうか
この日は天から毒気が降ると言わたり
この日に採った野菜は食べてはいけないとされたり
ハンゲという妖怪が徘徊するとされるする地域もあったようです
お茶の習いをしていると
ちょうどこのころ
お茶室に半夏生が生けられます
夏至も過ぎると暑くなり
お茶を点てていてもお釜の前はかなり暑くなります
そんな時 お茶の世界では
お釜はお客様から一番遠い所にしつらえますが
それでもかなり暑いです
半夏生の涼しげな葉が
しばし暑さを忘れさせてくれます
席入りの寸前に
霧吹きで葉に水をふきかけておきます
これが何とも言えない風情です
半分化粧をしたように白い葉
お菓子は何に致しましょう
少し涼しくなりましたでしょうか
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