「家族ゲーム」の吉本荒野の思いと手法~勉強ゲームを生徒へ~ - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
(カナダ留学専門家・英語教育者)

閲覧数順 2017年07月25日更新

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「家族ゲーム」の吉本荒野の思いと手法~勉強ゲームを生徒へ~

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櫻井翔が主演した「家族ゲーム」


ご覧になっていない方のために、簡単にあらすじを書くと・・・


「主人公の櫻井翔(吉本荒野という仮の名前で活動)が、問題が山積した家族のところへ家庭教師に行き、そこで本人を含め家族を変えていく」


という話です

(本当はもっと深いのですが、ここでは割愛)




この吉本荒野は、生徒本人に対しても、その家族に対しても徹底して


「現状を壊す」


ということをします


そして、そこから再生させていくという手法です




これは、何かを変えていくときに、大変ではありますが、一番確実な方法です


どうしても、今ある悪い状況を少しずつ変えていこうとすると・・・


その状況に【付随しているもの】が、改革を邪魔してしまうのです



例えば、このドラマで言うと


・自分自身のプライド

・世間体

・お互いの無関心


などです




これを勉強にあてはめると・・・



【勉強を良くしたい】という状況に付随しているものが



・悪い習慣


・本人をとりまく環境


・勉強には直接関係ないと思っている他事


が山積しています








そういう生徒の場合は、勉強内容だけ指導していても、成績しか上がりません


結局、勉強そのものや、本人の言動には変化もなく、いつまでも成長しません




それなら、いっそ「壊したほうがいい」

一度、ない状態にした方が純粋に正しい方向へ進む



たぶん、吉本荒野の考え方に共感した人は多かったのではないでしょうか

(実際のやり方は賛否あると思いますが)





勉強は、小手先のことで変わるものではありません


ましてや、勉強方法や、勉強に対する姿勢・考え方は「根本」に関わるものです


生徒によっては一度「今の自分の勉強はすべて間違っていた」と気づかせることが必要になります



吉本荒野も、生徒に対して

「世の中の悪の部分を全部、ぶつけて、その上で、そこと戦える強い子になってほしい」

という指導をしていました



私も独学指導の途中の段階で


「敢えて、勉強中の制限をなくしてみて、自由にさせてみる」


「携帯やゲームに依存しているのを知っていて、結果が出るまで我慢する」


「生徒が明らかにウソや誤魔化しをしていても、静観してみる」


ということをします



そして、ときには「実社会と同じように」罰を与えたり、厳しい対応を取ります




でも、大事なのは「その後、生徒が何を考え、何を変えていくのか」です


最初から全てを未然に防ぐのではなく、高校・大学・社会に出たときのために「敢えて」ショックを与えたり

教訓を与えることもしなくてはいけません



ドラマのように、家族全体を・・・というのは無理ですが


【勉強ゲーム】を生徒としているという側面はあります


「あえて勉強を誘惑するような自由な環境にしても自制できるのか」

「習っていない内容を勉強しても、質問することなく理解できるのか」

「わからなくて困ったときに、その内容をごまかすことなく向き合うのか」


これらを試すのが【塾屋のしかけ】です


そのしかけに対して、何を考えて、どんな言動をしたのか・・・それを観察し


そして、良くない言動の生徒には、どんな言動をしていけばいいのかを教えていく


こうすることで、次回以降の言動が大きく変わっていきます


私の独学指導は、その繰り返しです


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