- 杉浦 繁
- Atelier繁建築設計事務所 代表
- 愛知県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
釣り人考察・・10
釣り馬鹿にとって魚は何でもいいからただ釣れればいいってもんではありません。
何を釣るのかと・・
釣るまでの過程と・・
が非常に重要なのです。
俗に言う外道、つまり狙っているのとは違う魚が釣れても、それは全然嬉しいことではありません。
まあ、食うだけならおいしきゃいいのですが。
その魚を釣るためにその魚の生態を考えて、どのように釣るか釣り方を考えて、それにあわせた道具や仕掛けを準備して釣りに行きます。
考えたのと違う魚は狙いがはずれたことになる。
あるいはその魚にまで考えが及んでいないことになる。
つまり失敗です。
そりゃあ相手は魚で生物ですから何が起きるかわかりませんから・・
何でか釣れてしまったり、いるわけがないところにたまたまいた奴が釣れたりすることもありますし・・
歩きながら針を水中にいれとけば偶然に魚が引っかかってしまうことだってあるのです。
人間だって人が住めないはずの北極で働いてる人がいたりエベレスト山のてっぺんに登ってる人がいたりするわけです。
でも、もし宇宙人かなんかが人間を釣ろうと思ったら間違いなく都会に糸を垂らしてすっごいご馳走か絶世の美女なんかを餌にするはずです。
北極にまっずい飯を餌に糸をたらしても、釣れないわけではないが・・
確率は恐ろしく低くなるはずです。
さらには、こんな釣り方では絶対釣れないはずなのに・・
あまりにも腹が減って死にかけていた魚がなりふり構わず針がついているとわかっているのに餌を食ってしまうことだってあるのです。
が・・
それは・・
つまり偶然だったり・・
単なるグッドラックであったり・・
ようするに考えて釣ったのではありません。
それは狙って釣ったのではなくただ釣れたってこと。
釣りは統計と確率の遊びなのです。
釣り馬鹿は釣りに来ているのですから、釣れたはいりません。
これって仕事でも同じですよね・・
ま、運も実力の内とも言いますが。
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