施工品質05:断熱材の充填(グラスウール) - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

荒木 勇
株式会社アラキ工務店 代表取締役
京都府
工務店

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年10月06日更新

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施工品質05:断熱材の充填(グラスウール)

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木造住宅の施工
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 断熱性能は材料と施工で決まる



高気密・高断熱住宅が流行ってます。
そのおかげで、本当にさまざまな断熱材が発売されています。
値段・健康・施工手間・環境などを考えるとどれも一長一短で、「これがベスト!」というのはなかなかありません。

たとえば、壁にポリエチレン系の断熱材を充填するととても気密がよさそうですが、筋交や間柱のピッチがイレギュラーだと、とっても施工手間がかかります。

セルロースファイバーも、同様に気密がよさそうですが、費用がかかるのと、製品の含有物質情報がわからなかったりします。

そういうわけで、壁には普通にグラスウールを使ったり、健康に気を配られるお客様には、パーフェクトバリアー(ペットボトル再生材料)を使ったりします。

施工さえしっかりすれば機密性は保たれると考えているからです。




うまく施工すれば、入口のドア開けるときにちょっと抵抗があります。



左の写真は、100?厚のグラスウールを充填した壁です。

下地貫にぴったりはりついているのがわかると思います。
GWのフィルムと内装下地材(PBなど)の間にできるだけ隙間を無くす事が断熱性能を高める秘訣です。
(あたりまえですね)


右の写真は、柱の際の拡大写真です。

GWの耳を柱の正面からタッカーで止めているのがわかると思います。
このように柱に被せて施工すれば、比較的内壁にぴったり張り付きます。

タッカーの頭が邪魔になって貫が打ちにくくなるので、柱の横から止めたりする方もいます。
でも、断熱性能の確保を考えるとちょっといけませんね(´ー`)。



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