- 志田 茂
- 志田茂建築設計事務所 代表
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
TOTOギャラリー間で開催中の 中村好文展 「小屋においでよ!」
に行ってきました。
中村さんが考える実寸の小屋が作られているので、どうしても見ておきたかったのです。
過不足ないしつらい、丁度いい寸法、・・・ 行ってよかった。
その小屋ができるまでの様子を記録したビデオが流れていたのですが、
その中では、職人さん達が笑顔で作っていました。
作る人が楽しそうに作った家に住める人は、本当に最高だ!
と改めて思いました。
**
平面寸法が 3m x 4m のその小屋は、一人用なのですが、その面積は 12m2 ( 約3.6坪 )。
キッチン、トイレ、洗面、シャワールーム、薪ストーブ、小屋裏 と住まいとしても十分なものが装備がされています。
こんな小屋に住めたら幸せだな~ と本気で思います。
この展覧会のリーフレットに中村さんが書いています。
小屋を通じて 「 住宅とはなにか? 」を考えるきっかけになってくれますように・・・・・・。
**
家の大きさ と 豊かさ は別のものです。
中村さんの3.6坪の小屋には、とても豊かな時間を感じます。
私が考えた 小さな家 LWH は延べ15坪あります。
( ⇒ 小さな家 LWH )
15坪・・・・ でかいな と思ってしまいました。
もちろん一人用ではなく
4人が住める最小の家はどれくらいか?
と真剣に考えた結果の面積です。
でも、「 もしかしたらもっと小さくできる? 」 なんて思ってしまいます。
延べ約13坪のマニハウスは、4人家族の家ですが、ひょっとすると丁度いい大きさだったりするのか??
さらにロフトが3坪 も あるし。。
( ⇒ マニハウス )
**
中村好文展 を見て
私も小さな家が好きだけど・・・・ 本当に求めているのは、
丁度いい心地良さを感じられる場を作りたい
という事を 改めて認識しました。
---------------------------------------------------
狭小住宅でもローコスト住宅でもなく 丁度いい暮しをするための小さな家 です。
家族が笑い合い、自分らしく丁度よく暮せる家の話をしましょう
住宅設計 住宅・マンションリノベーション/リフォーム設計
企画住宅小さな家:LWH
このコラムに類似したコラム
家とは幸せに生きるための道具です 志田 茂 - 建築家(2013/05/22 12:44)
自分らしい暮しのために 物が必要なのです 志田 茂 - 建築家(2013/05/20 21:00)
ツーキニストの家 富樫 孝幸 - 建築家(2011/11/07 13:49)
引出しの家 山崎 壮一 - 建築家(2010/12/25 12:11)
家を建てるために!これだけは!(第10話) 森川 稔 - 建築家(2010/09/15 16:00)