- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
「『店長がキラキラ輝いている』って具体的にはどんな感じだと思う?」
マネジャーは、店長に問いかけました。
ある店長は「笑顔があふれていて、楽しそうに仕事をしている」
またある店長は「元気があって、パワフル!」
と答えました。
『キラキラ』には、色んなイメージがあります。
「じゃあ、そんな笑顔があふれていて、元気な店長って、どうすればなれるのかな?」
ある店長は「売上げが好調!」
またある店長は「キャンペーンの時の全店順位が上位にあること!」
と答えました。
「皆さん、業績が元気の要因なんですね(笑) いいでしょう。では、そんな高い業績はどうすれば獲得できますか?」
ある店長は「もちろん、お客様にたくさん来て頂くことですが・・・」
またある店長は「スタッフが充実・・・いやシフトがきちんと埋まっていなくてはね~」
黙っていた他の店長も「ワークスケジュール通りにスタッフがいれば出来るけど、、、ライン不足だったら、お客様が逃げちゃいます。充分に接客が出来なくて、売り逃しが発生します・・・」
と答えました。
「じゃあ、どうすればスタッフ不足を解消できるのでしょうか?」
ある店長は「募集しても応募そのものが無いんです」
またある店長は「採用してもすぐに辞めちゃうんです」
またまたある店長は「もっと募集時給を上げていかないと来ませんよね」
店長達は、「キラキラしていない」原因は、全て外側にあると思っています。
もちろん、外部要因もあるとは思いますが、最初に外部に要因を求めていると、自分は何をするべきか?の優先順位は下がってしまいます。
単純に原因を聞いていくと、こういう外部要因の話に集中してしまうのです。
そこでマネジャーは、店長達の視点を変えることにしました。
「では、今度はお客様側の視点に立ってみましょう」
「お客様から見て、この店で働きたいなあ~と思うような店って、店長はどんな様子でしょうか?」
店長は全員で答えました。「キラキラしています(笑)」
話は元に戻りました。
でも、どうすればそんな「キラキラ店長」になれるのか?
そこは話がぐるぐる回って、解決策が見えてきません。
ニワトリが先か卵が先か・・・・キラキラが先か、スタッフ不足解消が先か・・・
話がぐるぐる回る、堂々巡りの時の解決策はただひとつです。
「起点を決めること」なのです。
ニワトリが先!キラキラが先!と、起点を決めるのです。
このマネジャーのエリアの場合は「キラキラが先」と決めました。
ただ、簡単にキラキラできるのならば世話はありません。
そこで、最初は「演技でも良い」と決めました。
ただ、店長達は、ちょっともやあ~とした気持ちでした。
それでも店長達が、「演技」にチャレンジしていこうと決意するには・・・
ひとつのキッカケがあったのです。
それが、「マネジャーの行動」です。
それは、明日に続きます。
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