
- 大長 伸吉
- ランガルハウス株式会社 代表取締役 アパート経営アドバイザー
- 東京都
- 不動産投資アドバイザー
アパート経営をはじめられるのか無理なのか、その時に自己資金が大きな要因になります。
アパート経営では自己資金といいますが、個人事業としてみれば開業資金でもあり、この資金を考えずに前に進むことはありえません。
不動産会社でも、銀行でも、こちらのアパート大家になるとの希望を伝えたときに、自己資金についてよく聞かれます。
土地を購入して、建物を建てるので「自己資金がない場合」は、不動産会社にも銀行にも相手にされません。(一部のレアケースを除いて)
「自己資金が少ない場合」でも協力をしてくれることは稀です。
ですので、多くの人がここで諦めてワンルームマンションや中古アパートを取得するという他の道に進んでしまいます。
自己資金がなくても、それでも、東京の土地を取得して差別化のある新築アパート経営をするという目標に向かうこと、この選択は他の多くの人にはできない大きな一歩です。(この方法に気がついていない人も多数です。)
目標が決まれば、あとはその道を着実に歩み進むこと。
いろいろな情報があるため、途中で道を帰る人がいるかもしれませんが、それにより、振り落とされる人がいるということですので、私達はそれでも前に進むのみです。
では具体的に何をするのか?
目標の大きさにもよりますが、安定した生活を望むサラリーマンさんにとってリスクが大きすぎないレベルの1棟4室アパートが適しているかと思います。今までのサポート事例でも満足をされている人が多くいます。
これを目標とする場合でも、毎月4万円の積立てをすることお勧めします。
すぐに実行したいという方もいますが、アパート大家になれる人が世の中では少ないことからも、急ぐことは禁物です。極端に言って、一生に1棟のアパートだけを取得するということでも大きな成功だと思います。
「自宅は一生に一度の大きな買い物」とよく言われることですから。
更に、自宅以外にもう1棟所有するということは珍しいことともいえます。
ですので、数年いや10年かけて取得したとしても、素晴らしいこと。
毎月4万円の積立は、年間で48万円、10年で480万円。今500万の余裕資金のある人なら、ここで具体的にアパート事業の検討を開始することができるレベルです。
現在、20代・30代の人が20年かけてもまだ60歳前に取得できることになります。
あとはこれを逆算するだけです。
1000万を貯めるとした場合、そして20年をかけてもよいと考えられたら、毎月4万円の積立てをするべきとの答えが見えてきます。
具体的にも目標を立てること、毎月の積立をすること、時間を有効に使い、しっかりと計算をすること。その先に未来があります。
*これを無理と思い諦めてしまうのか? ⇒ そこで終わり。
*これを難しいと思い、毎月3万円としてみる? ⇒ かかる期間は延びますがそれでも目標に向かっていることには違いがなく、これでも十分によいと思います。
*毎月1万の積立てでもよいかもしれません。⇒ 将来、一時的にでも仕事で成功報酬があるかもしれませんし。
目標を立て、前に進むことが大切です。
ですので、「自己資金がない」ということを諦める理由にするのはもったいないことだと思いませんか?
人それぞれ、いろいろな意見がありますが、以上のように考えてみることでも少しだけ、未来が明るくなるのではないでしょうか?
『一歩前へ。』
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