不安なときは緑色を…

さて、今回は緑について。

緑はやはり｢癒し｣のイメージが強いかと思います。
｢エコ｣とか｢ナチュラル｣とか…ナチュラルイメージに着こなしには
欠かせない色でもありますしね。

緑は青と同じく自然を象徴する色です。
実際｢自然の色といえば？｣という問いでは、圧倒的に緑を挙げる人のほうが多い
でしょう。

だいたいにおいてイメージの良い色ではありますが、中世のヨーロッパでは
あまり良いイメージではありませんでした。
染色技術の問題から当時の緑は変色しやすかったことや、葉の色がすぐに変わる
ことから｢移り気｣｢不実｣のイメージがあるからです。
年配の西洋の方と会う時はあまり着用しないほうが良いかもしれません。

が、ここ日本ですので。
緑はそれほど悪いイメージの色ではないことは確実です。
落ち着きや安心感を与えることができる色なので、相手に安心して近づいて
もらいたい時や、自分の気持ちを落ち着かせたい時にも有効です。

インテリアでも、緊張感をやわらげる色なので、よく用いられます。
この場合は薄い緑を使われることが多いはずです。
これは、緑が寒暖を感じさせない中性色であることが要因です。

また、パーソナルカラーで最も緑が似合うのは秋タイプです。
秋タイプのカラーパレットは、緑のバリエーションが豊富です。
ナチュラルな着こなしに欠かせないアースカラーも得意ですから、
緑と組み合わせて優しい山ガール森ガールのようなコーデが楽しめるでしょう。
同じく春タイプもそこそこ緑は得意です。

HP：http://www.ne.jp/asahi/nrk/color-circle/ ←左上｢いろいろな色｣もご覧ください。
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