新築アパート取得の為の自己資金がすぐに貯まらない（１）

先日、あるサラリーマンさんから、

「アパートを取得したいが、今すぐには自己資金が貯まらない。」、

「いまは気持ちが高ぶっているけれど、この気持ちが後何年持つのかわからない。」

との相談がありました。このようなことは、多くのサラリーマンさんが感じていることではないかと思います。

サラリーマン大家さんとの言葉が、世の中に多く出回りはじめていますが、何らかの理由で自己資金が潤沢な人もいれば、そうでない人もいます。

この方は、普通のサラリーマンさんです。

アパート投資について沢山の本を読んで、しっかりと勉強をしている方でしたので、

「不動産以外の投資ではなくなぜ不動産がよいのか。」、

「ワンルームマンションではなく、また築古中古アパートではなくなぜ新築アパートがよいのか。」

を知った上で、「いま何をしたら良いのか？」を考えたところ、今一番大事なことは自己資金を貯めるこというところにたどり着いています。

十分に事業計画を検討しているからこそ、自己資金の大切さにたどり着いているのですが、なおさらその大切なことに対してすぐに対応できないことに、憤り、難しさを感じていました。

これは、ごく普通のことだと思います。

この不景気の中、簡単に自己資金がたまるものではありません。

自己資金を作ることは簡単ではありません、気持ちが折れることもあります。

そこが難しいところでも有り、その先に実行した人が他の人には得られないメリットがあります。

自己資金がたまらないと、将来自分がアパートを所有できないのではないかと不安になります。

これもまた、普通のことだと思います。

（私も同様でした。）

無理なことに対して立ち向かっているかと思うと、それが無駄なことだと考えてしまうこともありうることですね。

その結果として、

・少額ではじめられる中古ワンルームマンションを取得してしまう人もいれば、

・ノンバンクや融資を受けやすいが金利の高い銀行を利用して築古の中古アパートを取得してしまう人、

・また東京を離れて土地の安い地方でスタートをする人もいます。

この流れもまた仕方がないことかもしれません。

その道でもなんとか収益を上げている人もいれば、失敗事例も多々あります。

しかし、このように多くの人がそれぞれに別の道に進んでくれる人がいることもまた私達が実行できる要因でもあります。

東京の優良な土地で、差別化があり、収益の出る新築アパートの取得を目指している人が多くなければ、最優良の土地を着実に確保できるという道が開いているともいえます。

（プラス思考です。）

そして、普通のサラリーマンさんでも、当初自己資金が５００万もない人でも着実に準備をしていた人たちが数年後に新築アパートを取得できているという事例があります。

もしサラリーマンさんに、上記の不安（自己資金、気力・自信喪失）などがなければ、もっと良い土地を取得する競争率が上がっているかもしれません。

もっともっと不動産投資ブームが起きているかもしれません。

今この方にある不安は、．．．（明日に続きます。）