
- 須藤 利究
- 有限会社RIKYU・コンサルティング 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
中小企業の倒産が昨年対比約20%増加し、
信用保証協会も5年ぶりに代位弁済が増加
しました。
明らかに景気は悪化の方向へ向かっているようです。
銀行自体もサブプライムの損失や、株価下落による
含み損、地価下落などで融資は厳しさを増すのは
間違いありません。
銀行から 経営改善計画書の提出を求められたり、
資金繰り表を細かくチェックをされたりする場面がくると
思います。
中小企業の場合、債務過多の先も少なくないので、
年間の返済金分の何割かが資金不足になるところも
あると思います。その不足分に対し融資が受けられない
場合、返済が滞ることにもなりかねません。
今期の資金繰り表の予想で、借入の必要額を確保する
方法を年間計画として、考えておき、取引金融機関に
打診しておくのも、ころばぬ先の杖だと思います。