- 鴫原 弘子
- 経営コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
4月に入り、もうすぐ一ヶ月。
移動や、転職で職場が変ったり、新入社員として働き始めたり
職場にもなれ、現状に不安や不満が出始めるこの時期
「転職」を考える前に【仕事】について、じっくり考えてみましょう。
【仕事をする・働く】とは
人が生きるうえで基本的な営みでありながら
個々の状況によって、多様なスタイルがあり
選択肢も人の数だけ実在します。
さらに、国家の経済状況・社会の成熟度・構造的な変化により
「仕事・働き方」は時代と共に進化し・多様化していきます。
ある時代に花形といわれた職種や企業が時代の変化の中で衰退し、同時に新しい職種が生まれ企業が誕生し、成長していきます。
つまり、仕事や企業も「栄枯盛衰というサイクル」の中で
日々変化を続けているという事。
だからこそ、「仕事に対する迷い・悩みはいつの時代にも普遍のもの」なのだと思うのです。
それらをキチント認識した上で
1.今、自分はどのような時代の中にいるのか?
2.自分が立つ道はどのような未来に向かい変化していくのか?
3.自らの意志で、望む未来を生きる為に何をすべきか?
という道筋を立て、自分と向き合う事が重要なのではないでしょうか?
学生時代は、既に敷かれた成長の道筋の中で
「与えられた課題」に答えるべく学びを、誠実にこなす事で
評価を得る事ができましたよね。
でも、社会人は、会社から与えれた任務を誠実にこなすだけでは
自己の成長の道筋を見つけることは不可能なのではないでしょうか?
つまり、社会や企業は「自らの成長を求めるものにしか
可能性とチャンスの場を開かない」のです。
なぜなら、会社は利益を出し続ける事により存在し
社員に求められるのは、利益を産む為の各々任務であり
結果として対価を支払うからです。
そのためには、自分が会社に与える事の出来る
「利益に繋がる職能を持つ事」が絶対条件ですよね。
「自己実現・自分への評価・対価・報酬」など
求めるものが在るのなら、
まずは、考え、学び、自己鍛錬を自ら行い
【求めるに値する自分自身】を自らの力でつくりあげる事が
最も重要なことだと思うのです。
求める前に、まずは「自分が与えられるものは何なのか」を
見つける事が、働く事の基本なのではないでしょうか?
今の職場で、あなたは、自分の属する企業に
どんな利益と貢献を与える事が出来ていますか?
今一度「働く・仕事」について、じっくり考えてみてください。
あなたなりの答えを見つける事が
「幸福な未来」への1歩なのだと思います。
●なぜなら
【自らの道を拓くのは、自分自身】なのですから。