年寄りはやめろってことか？

建築士更新・・２

さて・・

講習会はいろんな団体が開いていますが、そんな中の一つに出かけました。

行くと受講者は十数人ってところで、老若男女がいりみだれています。

が、やはり年寄りが多いようです。

そんな講習ですが、実は講習とは名ばかりのただビデオを流しているのを見ているだけです。

なんだかな～？

でも、内容は新しい法規や技術に関することが多く、なかなかためになるので・・

けっこうみんな真面目にみています。

ただ・・

参考書を見ながら遠くのＴＶを見る。

参考書を見ていて見上げてＴＶを見る、見えない。

で眼鏡をかける、ではずす。

これが疲れる・・

若くないのです。

目が！

昼になり飯を食うとみなが仲良くなってきました。

なんでこんな講習受けないかんねん？

なんで設計事務所だけやねん？

という話でもりあがります。

すると、年寄り連中が文句たらたらに・・

俺は２回目だ。

俺は３回目だ。

なんと試験落ちて再講習・試験の人がいっぱい！

そうなんだ・・

知らんかった。

で何回まで受けられるのか？という話でまた盛る上がるのです。

再試験って、みんな馬鹿？

いえいえかつては難関の一級建築士試験を合格してきた人達です、決して馬鹿ではありません。

ただ、みな年齢が６０歳？６５歳？あっちの人なんて相当な年齢なようです。

どうも話していると、相当大きな設計事務所の偉いさん、ご老体なようです。

そんな人が言うのです。

参考書が見えないんだよ・・

試験問題が見えないんだよ・・

そっちの人は大きな虫眼鏡を持参しています。

前回見えなかったので今回は持ってきたんだそうです。

マジかよ。

試験になると、マークシート細け・・

試験問題、字ちっせ・・

こりゃあ私でも眼鏡が必要だ。

持ってきて良かった、でないと見えない。

それにしても、こんな問題参考書に出てたか？

ビデオでやったか？

必死に見るのですがまったく載っていません。

う～む！

なんじゃこりゃ？

聞いたこともない話をどうやって答えるんだい？

ようするに・・

落とすための問題なんでしょう？

一体全体、何点取ればいいんだろう？

なんなんだ、この講習会・試験って？

こんなことする必要が本当にあるのか？

生涯資格ってそういうことなのか？

必死に頑張って設計事務所を大きくしてきた大先生が年とって無能になったのでやめろってか？

確かに実務は衰えるかもしれないけど、それ以上の経験をたくさん積んでる大先生だぞ。

あっちでは無試験でどこかの偉いさんには建築士資格かってにあげてるくせに。

まあ、ようするに年寄りはやめろってことなようです。

どこかでは年金下げて年寄りももっと働けって言ってるくせに・・

ちなみに先日、更新修了書が送られてきました。

試験の点数９０点以上だったそうです。

あ～よかった、これで事務所続けられる・・

あのお爺さんたち大丈夫だったかなあ？

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