先週はタイムマネジメントについて、京都の大学で講演を行ってきました。京都はとても暖かく、梅と桜が同時に咲きそうな勢いでした。私自身は同志社大学出身ということもあり、京都には格別な思いがあります。学生時f代よりも今の方が忙しいのですが、むしろ京都の時間な流れが当時より心地よく感じられます。
私が講演するタイムマネジメントのエッセンスは、プロジェクトマネジメントに共通しています。
ひとつには、私の場合は行動を速くする、あるいは時間管理するためのコツを伝授するのではなく、業務の生産性に焦点を置いていることがあります。もちろん、行動時間を管理することも大切だと思いますが、組織マネジメントが得意領域なのでそうなってしまうのだと思います。
業務の生産性という場合には、単位時間あたりの成果を大きくすることですので、時間短縮だけでなく、成果の大きさを拡大することもタイムマネジメントに含まれてきます。
そして、それがプロジェクトマネジメントと共通する理由にもつながってきます。なぜならプロジェクトは「期限内に求められる成果をあげるプロセス」だからです。プロジェクトにおいては、時間管理が大きな要素を占めています。そのため、タイムマネジメントではプロジェクトマネジメントを要領よく日々の行動に置き換えて説明することで、時間短縮と成果の拡大を両立していくという考え方をお伝えしているのです。
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