【働くレシピ】リーダーシップを考える（１）

結論として
リーダーシップがないと言われる時代では
リーダーは意識して育てていかなければ生み出ていかないという事


私もリーダーシップへの
苦手意識は今も大きくて全く自信がない


だからこそ
その素養のある人と自分を比べて
いろいろ考えてみたりした


グローバルリーダーを育てるために
山元賢治氏（元アップルジャパン社長）が開講している講座に
1月より参加させて頂いている


そこで感じたのは
いろいろな業種のアラサー世代の人たちが集まっているのだけど
業界や職種によって
求められるリーダーシップ力が違うという事


いろいろな雇用形態の人たちをマネジメントしていかなければいけないような
接客業界にいる人たちにとっては
小難しい論理的なマネジメントではなく
モチベーションを上げることが何より大事になる

一方、
学歴の高い集団で、
効率性が常に求められるようなコンサルティング業界などにおいては
リーダーにとっては
要点を素早く読み取る力と
論理的な説得力と的確な説明力が求められる


私の在籍した人材業界は
地頭のよさや交渉力とともに、相手の懐に入るかわいらしさも必要なために
論理性と泥臭さの両方を兼ね持つリーダーが求められる


そういう業界の違いをみると
自分が育ってきた「畑」というものがいかに大事かを感じるし
そしてその「畑」は自分に合ったものでなければ育たない


でも、
どんなマネジメント手法がそこにあったとしても
何よりもそこに「愛」がなければいけないことを
山元氏の教えから感じる


「愛」というと漠然としているけど
私はビジネスにおける「愛」とは
『正しいことを正しく行う』
ことだと理解している


単純だけど正しいことを正しく思う事には
ものすごい力がいる
それだけ道理が通らないことが世の中にはたくさんあるから


それは間違っている事はどんな相手にもノーと言える強さでもあり
メンバーを守る強さでもあり

そしてそれは
真っ当なビジネスをすることの必要性
競合をつぶすようなビジネスをしてはならない
どんな人にも胸を張れるビジネスを展開すること

そしてそれは
信じた事を何があっても貫徹する遂行力であり
そのために必要な情熱や説得力をもつこと


自分のためだけに生きている人にとっては
とても担えないような重荷
世の中こんなものだ、メンバーなんてこんなものだと思ってしまえば
それでも過ごしていける
でもそうじゃなく


壁を乗り越えながら
正しいことを正しく行おうとすることに
そこに
リーダーとしての「愛」があるように思う


そして
それを伝えていく事が大事なの


「今の若者は」というのではなく
それを身をもって伝えていく事


年齢や性別や職種は関係なく
そう思えた人がリーダーシップを発揮していく事

リーダーシップは適性ではなく
意識を持って育てていくもので
意識を持ってそれに近づいていくもの

親になることと同じ
誰もが適性に関係なく親となり
悩みながら親として

それに近づいていくものなの

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