- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
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なんで、私が叱っても、ちゃんと聞いてくれないんだろう?
なんで、ふくれっ面になっちゃうんだろう?
まったく、こいつらには困ったもんだな・・・
昨日お話しした「叱れない店長」ではなく、叱ってはいるけれど、どうもその効果がない。
何度叱っても、同じ事を繰り返す。
そんな風に言っている店長はいませんか?(社長でも部長でもいいですけれどね)
これって、実は、叱っている本人にほぼ100%の問題があると言う事をご存じでしたか?
こう言う店長って「叱り方」そのものを変えることも必要ですが、
実は、普段のコミュニケーションから変えて行けば、
「叱る効果」は何倍にも大きくすることが出来ます。
「叱る」もコミュニケーションのひとつです。
コミュニケーションとは、相手との気持ちのやりとりです。
単なる伝達事項、指示命令を一方的に伝えるのは、コミュニケーションとは言いません。
コミュニケーションとは、「双方向」つまり相手とのキャッチボールが出来ている状態のことを言います。
そして、このキャッチボールは、相手が受け取りやすいような球を、相手が受け取りやすい所に
投げてあげないと、受け取ることが出来ないのです。
「叱る」も一方的では、伝わりません。
伝えてはいますが、伝わっていないのです。
相手が、受け取りにくいような変化球を、相手が受け取りにくい所に投げても相手は受け取れません。
「叱る」のも「相手軸」に立たなければ、効果は無いのです。
普段から部下との「コミュニケーション」が出来ていれば、「叱る」効果は高くなります。
叱っても、叱っても、何度言っても相手が同じ事を繰り返す。
100回言っても理解しない・・・
もうおわかりですね。
それは「叱り方」に問題があるだけでは無く、普段のコミュニケーションから問題があるのです。
指示を伝達するときも、命令するときも、双方向のコミュニケーションを心がけていれば、
いざというときでも効果的に「叱ること」が出来ます。
アルバイトスタッフは、店長の指示を聞きたくないわけではありません。
帰らずに、辞めずに仕事を続けてくれているアルバイトスタッフは、本当は店長が言うことを
ちゃんと理解したいのです。
正しいことをちゃんと指摘して欲しいのです。
彼らは、全員、成長を望んでいます。
そうでない人は、既に働いていないのです。
今、目の前にスタッフがいることを忘れてはいけません。
伝える側の伝え方を変えることで、そのほとんどは解決します。
コミュニケーションは、キャッチボールです。
受けやすい球を受けやすい所に投げないと相手は受け取れません。
「叱る」のもコミュニケーションです。
受けやすい球を受けやすい所に投げないと相手は受け取れません。
ではまた明日。
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