
- 松永 隆文
- Qull一級建築士事務所
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
畳敷きというのは、畳が壁に擦らない様に、畳寄せという、厚み5ミリ程度の木材を、四方に回す方法が一般的です。
LDKの一角に畳を敷く場合、畳寄せでは、周りのフローリングとの一体感が無いというか、しっくりこない・・・
そこで、我々が、よく採用しているのは、畳寄せの代わりに、フローリング1枚分を畳の回りに張り、その中に畳を敷き込む方法です。
壁にピッタリ畳が付くのではなく、フローリング一枚分、壁から畳が離れ、フローリング材が四方取り囲み、そのことにより、周りのフローリングとの一体感を、表現しています。