
- 葉玉 義則
- ニューボイスジャパン株式会社 代表者
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
相談が、寄せられる事があります。
勤怠の問題と言えば、遅刻や欠勤が定番ですが、この時も、いくら注意
をしても、遅刻が無くならないので、人事から厳しく注意をしてほしい、
というものでした。
人事的にも、遅刻や欠勤が目立つような社員は、いずれ辞めるか、何ら
かのトラブルに発展しかねない現象の前触れでもあるので、それとなく
注意を促したり、仕事への不満や焦りを聞いてあげるなどの「カウンセ
リング」を行なったりします。
人事の場合、直接的には仕事に絡まず、中立的な立場で接触する事が
可能な立場なので、引っかかっていそうな問題点をこちらから指摘し、
促してあげれば、ほとんどの社員が本音で応えてくれます。
この場合、本人と所属長との距離感を上手につかみ、双方を裏切らない
落とし所と調整を心がける必要があり、こういった仕事の進め方につい
ては、経験の中で身につけるしかありません。
専門書の知識や、著名なコンサルティングの受け売りだけでは、越えら
れない壁でもあり、先輩や上司の仕事ぶりから察したり(盗んだり)、
自分自身の失敗の積み重ねから、地道に学んでいくしかないでしょう。
時として、遅刻の指摘を受けた個人の問題にとどまらず、その部署全体
の問題、あるいは会社全体の問題として、規定の改正にまで、発展する
ケースもあります。
会社組織は「生き物」なので、目配り気配りを怠ると、小さな水漏れから
ダムの決壊にまで至ってしまう危険性もあります。
そういう意味では、人事・総務というのは、目立たない裏方の部署では
ありますが、会社の屋台骨を支える大事な部署でもあると、会社員では
なくなった今でも、誇りを持って言い切れます。
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