外断熱工法の欠点と注意点とは??その4 - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

深澤 熙之
昭和アルミ株式会社 
埼玉県
建築プロデューサー

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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外断熱工法の欠点と注意点とは??その4

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外断熱工法の事について 外断熱工法の欠点と注意点 
外貼り断熱工法では布基礎の立ち上がり部分の外周に断熱材を施工している住宅がありますが、この部分においても安易に考えず、充分に気をつけて頂きたい部分です。

床下の基礎と言いますと、その床下には湿気が特に多い場合、シロアリが多く発生しています 。

そんなところに基礎のところに白蟻の好みそうな断熱材があったとしましたら、どうなると思いますか?容易に推測のできるところですが、当然白蟻が断熱材に入り、その上の家の土台に白蟻が食い荒らし、土台自身が腐食し、崩れてきます。外断熱工法のアメリカでは基礎の立ち上がりや外周の部分には断熱材を貼っていく方法は禁じられております。
それは、アメリカの住宅も昔白蟻の被害が多くでたからです。その白蟻は日本から渡っていった、日本製です。

これは、日本からあらゆる、物資はアメリカに船で運ばれているのですが、日本の木製の製品の中に付着していた白蟻がアメリカ本土に入り、それが広がっていったのです。
白蟻がアメリカに渡った理由特に多いのは、ベトナム戦争時に於いて、餓死者や戦死者を日本の棺おけに入れて運んだのですが、その棺おけに付着していた、白蟻が最も多くアメリカに渡ったと言われております。

そのアメリカでは、防蟻処理した断熱材であれば、基礎断熱に貼ってよいと許可されていますが、防蟻処理の断熱材はアメリカで特許を取得されており、日本の断熱メーカーではそういうアメリカの特許があり、日本で勝手に、また簡単には日本で製造はできないのですが、
『つい先日、ある商社を通じ、アメリカで特許を取得した技術のこの断熱材を昭和アルミさんの外張り断熱通気性工法の中に防蟻処理の外断熱材として、取り入れてくれないかというご紹介がありました。』