大泉 稔
オオイズミ ミノルグループ
相続のお話 - 相続前・・・法的なこと のコラム一覧
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【相続・・・法的】遺言のルール(その3)方式
遺言は自由に行えますが、何せ、その効力が生じるのは死後のことですから。遺言の方式は民法で厳格に定められています。 自筆証書遺言の場合、やはり自筆というだけあって、日付も含め自書です。代筆もNGです。 また、遺言の字句の花序訂正には、欄外にその箇所を指示し、加除訂正の旨を付記して署名、その訂正した場所に押印が必要です・・・手間ですね。 なお、自筆証書遺言といえども、財産目録については、PCを使用した...(続きを読む)
【相続・・・法的】遺言のルール(その2)何を書くか
本日は「遺言事項=遺言に何を書くか」を見ていきましょう。遺言に書くことが出来るのは、以下の通りです。☆認知 ☆後見人と後見監督人の指定 ☆財産の処分 ☆推定相続人の廃除 ☆相続分の指定または指定の委託 ☆遺産分割の方法の指定とその委託 ☆遺産分割の禁止 ☆共同相続人間の担保責任の指定 ☆遺言執行者の指定 ☆遺留分減殺方法の指定 ☆信託の設定 ☆祖先の祭祀主宰者の指定 遺言に書くことができるのは以...(続きを読む)
【相続・・・法的】遺言のルール(その1)
遺言は自由です。遺言を残す必要はありません。 しかし、「遺言事項=何を書くか」は決まっています。 また、「法定の方式=どんな風に書くか」も決まっています。 ・・・次回は「遺言事項」についてです。(続きを読む)
【相続・・・法的】「相続させない」ための手続きと効果は?
財産を「相続させたくない」人がいる場合の手続きとして廃除があります。(廃除の手続きはコチラをクリック)。では、廃除の手続きを行うと、どのような効果を得ることができるのでしょうか? 家庭裁判所にて「廃除の調停」が成立したり、「廃除の審判」が下されると、その瞬間から相続権が無くなり、推定相続人の地位を失います。が、もし「廃除された者」に子がいる場合には、子が代襲相続人として財産を相続することがで...(続きを読む)
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