大泉 稔(研究員)- コラム「【相続】相続対策にアパートの建設・・・空室のリスクも想定しましょう」 - 専門家プロファイル

大泉 稔
突然の相続で…困っていらっしゃいませんか?

大泉 稔

オオイズミ ミノル
( 東京都 / 研究員 )
「保険と金融」の相続総合研究所 
Q&A回答への評価:
4.7/53件
サービス:0件
Q&A:136件
コラム:1,265件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
※ご質問・相談はもちろん、見積もりや具体的な仕事依頼まで、お気軽にお問い合わせください。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

【相続】相続対策にアパートの建設・・・空室のリスクも想定しましょう

- good

相続のお話 財産評価 2022-04-01 09:42

現金と言えば、使い勝手は良いですが、使ってしまえば無くなってしまうのは言うまでもありません。

ではアパートは、いかがでしょうか?
家賃収入を定期的に、決まった額を受け取ることができます。
ですので、家賃収入を元手に、生命保険の契約も視野に入れている方も多いでしょう。
生命保険の保険料も月払いですから。「外貨建て生命保険なら、利回りも良いし♪」と微笑んでいる方もいるでしょう。

ですので相続対策を目的に、アパートの建設を検討する場合もおおいでしょう。
しかし、ぜひ、慎重にシュミレーションなさって下さいませ。

元々、土地をお持ちなのでしたら、未だハードルは低いかも知れません。
が、やはり空室が出てしまうと、予定通りの家賃収入を得ることが困難になります。
そればかりか、不動産とは不思議なもので空室、つまり「人が住まない」状態が長く続くと、コストが掛かります。
空室は厄介です。家賃収入が入らないばかりか、余計なコストが掛かります。
さらに、空室を埋めようと、入居者の募集に広告費が掛かります。

その結果、アパートを持つことで、キャッシュフロー(お金の巡り)がマイナスになってしまう場合だってあるのです。

そうなると、毎月の生命保険の保険料どころではありません。
ましてや、月払いの外貨建て生命保険ですと、円安が進めば、事実上、保険料がUPします。

相続対策のアパート建設は、空室のリスクも視野に入れて、キャッシュフローをシュミレーションしましょう。


プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム