カナダは今ライラックが満開です。

そこら中に甘い香りが漂う５月は心を奪われてしまいそうに綺麗なカナダです。

そのカナダから、特に高校留学から帰国中のみなさんへの速報です。

アルバータ州が学校再開に向けてのプランを発表

Back-to-school Plan と呼ばれるその内容とは：

・３月に全面休校となるまでの学校とは程遠い形になることを覚悟しておくこと

（エドモントン教育委員会）

・９月再開は全く未定　（アルバータ州知事）

・Physical Distancingは９月にも継続している可能性が非常に高いので、それを考慮した形

・午前登校、午後登校に生徒を分けるのも１プラン　(Red Deer など）

・中学生・高校生は今のままのオンラインで、小学生のみ登校

・スクールバスの座席には一人づつしか座らせないので、バスが多く必要となる

（どう対処するかは未定）

・仮に教室での授業が再開されとしても、最初の数ヶ月は４月以降行われているオンライン授業の内容の復習に費やす

・ワクチン開発までは子供を学校に戻したくない親が相当数いる。　その子どもたちにオンライン授業をどう継続するかに頭を抱えている

・特に生徒数の多いエドモントンは学校再開に否定的。　生徒間の物理的空間を保つことが不可能。

・長引く不自由な生活、失業、経済困難などから精神疾患を抱える生徒も増える。　その生徒をどうケアするかのプランは未定。

（専門知識をもった教師を雇用する必要があるが、組合や予算の都合で可能性は低い）

というあっちもこっちも問題が多すぎで、まとまっていない様子です。

そこから引き出した窮余の３つのオプションとは：

a. 全面学校再開（まず可能性はないです）

b. 教室での授業とオンラインとの組み合わせ

c. このままオンラインの継続

州教育相の話も聞きましたが、はてさて９月に何か希望があるかというと。

期待は薄いです。

なぜなら州発表の最後にはこんな驚きの自己中カナダ教師の要求が強調されていました。

「生徒にも夏休みが必要なように、教師にも夏休みが絶対必要。　オンライン授業の面倒で忙しい教師には夏休みはきちんと取る必要があります。」

？？

ということは？

学校再開に向けても7・８月は働く気もなければ、内容が伴わず体をなしてないオンライン授業もストップなんですね。

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高校留学生とその親のみなさん。

こんな状態のカナダに100万単位の授業料をまだ払いますか？

一日も早い決断が、将来への前向きなプラスとなると思います。

ご相談もお受けしています。

Time to give up 高校留学.

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