大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
カナダ無期限休校で留学停止した高校生へ - 日本から留学継続する方法
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カナダに高校留学していたみなさん。
無事に帰国しましたか。
フライトが確保出来たみなさんも、早く日本の土が踏めますように。
カナダからMar.19の最新ニュースでは、学生ビザ保持者の入国は許可される予定だそうです。
Goode newsではありますが、まだまだ難題は続きます。
Justin Trudeau 首相は今朝もこんなコメントを出していました。
“"We've heard anything from weeks to months.”
終息には1年から1年半という見方も日毎に強くなっているのが現状です。
さぁ、ここで大切なのは、この逆境をいかに解決するかですね。
単位が、卒業が。。。と心配も多いことだと思います。
カナダでやり残した留学の継続をどうするか。
特に成績もよく、単位も順調に取っていた頑張る高校留学生のみなさんの踏ん張りどころです、
さて、カナダ側。
無期限休校という決断をしたカナダは、ここからどう生徒たちの面倒を見るかで困っています。
現在、BC州政府はどのようにするか”looking at…”だそうです。
他の州は何のコメントも出していません。
もともと、各スクールボードはオンライン授業も行って来ましたが、主流ではなく、サイト自体も使いにくく決してUser friendly なものではありません。
それを、今からデザインをやり直し、内容を普段の教室の授業からレベルを落とさないように変え、全生徒にどう届けるのかを、「あ〜だこ〜だ」と会議し、発注し、テストし、教師を教育し、やっと開始に至るのだと思います。
かなり時間を要するかなと。
まずは国民の命を守ることに集中しているカナダ政府には、そこに集中するのが難しいでしょうね。
しかも、留学生への対応となると、またまた話がややこしくなります。
ESL/ELLはオンライン化はされていません。
そこを1からのスタートですから、果たして今のカナダにその余裕があるかというと疑問です。
未だESL/ELLが必要な留学生は、コロナウイルスパンデミックが収まるまでは、期待薄かも知れません。
すでに正式授業、特にEnglish10,11,12 (アルバータ州はEN10, 20,30)を履修中の留学生をオンライン授業でどう扱うかも、各スクールボードは対応に苦慮すると思います。
普段の教室でのインターアクションなしでは、留学生がEnglish授業についてこれると思えないからです。
教室の授業で教師が一生懸命指導し、何とか合格させても、最後の州試験での成績は惨憺たるものです。
やっとC+以上をとって最終試験に合格する留学生は、なんと5%に過ぎないことが政府発表のデータに表れています。
これがオンラインになると、その5%からもかなり下がることだと思います。
そうなると、Englishを無理やり合格させた学校側の信用にも関わりますので、果たしてオンライン授業に留学生を加えるかどうかも、検討対象になることは十分予測出来ます。
さぁ、日本に止むなく帰国した留学途中のみなさん。
あなたは、オンライン授業をひとりで進め、最終試験に少なくともB以上で合格出来ると思いますか?
(大学進学にはB+はほしいです)
もし、「自分には無理」だと思ったら、母国日本で通信制高校なり、高校認定なりの方法を考え早急に再スタートすることが賢明だと思います。
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「カナダでも頑張っていたし。。でも難しいけど。。。やってみれるならやりたい」と思うみなさんへの選択肢は。
1.カナダがあれやこれやと悩んでいる間に、留学先であったスクールボードから提供される予定のオンライン授業を日本から受講したい旨交渉すること。
今回の帰国が止むないことは、スクールボードもよく理解しているはずです。
また、今まで留学先である程度の成績を取り、先生の評価も高かったなら、あなたの要求は真剣にとらえてくれるはず。
カナダが留学生用のお仕着せ、十把一絡げな対応を発表する前に、日本に戻るしかなかった留学生の真剣な声として認識してもらうことです。
2.開始を待つ間、EN授業への能力を出来る限り高くする特訓をすること
同じクラスの優秀なカナダ人高校生の発言を聞いて参考にすることも出来ません。
先生への質問も、面とむかってと比べるとかなり効果は下がります。
無理やり要求したからには、良い成績を上げていかないと学校に見放されてしまい、最終試験も受けさせてもらえないかも知れません。
そのための能力の底上げが絶対必要です。
怖いもので、母国語でない英語はほんの少しのブランクでどんどん脳から消えて行きます。
その空白を埋める特訓も絶対必要です。
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この1.2の選択肢で頑張れる!と思う高校留学生はご連絡下さい。
一緒に対策を考え、特訓についても詳細を相談しましょう。
カナダのオンライン授業に対応出来る能力をつける集中特訓と合わせ、留学先スクールボードとの交渉も現地カナダよりサポート致します。
カナダの教育関係者は、日本の親からの直接の申し出には真剣に対応してくれます。
エージェントを通すと、すでに出来上がった雛形の中での対応になる可能性が非常に高いですので、必ず個人として存在感のある交渉をすることです。
30年間「カナダの高校留学」に関与し、多くの生徒を助けて来た立場からのヘルプです。
特訓には、長年蓄積して来たEnglish授業の詳細を利用しますので、大きな味方になると思います。
コロナウイルスに大きな未来を消されないように。
大きく一歩を進めて下さい。
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