大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
コロナウイルス渦中のカナダ留学 - 厳しい現状(as of 3/6)
-
たった今BC州トップの会見がありました。
コロナウイルスについての現状と、今後の対策です。
外国からの感染源については、Border Control(国境警備、空港の出入国管理)とも緊密に連携しながら刻々と変わる状況に対応するとのことです。
すでにカナダの9州((アルバータ州、サスカチュワン州、オンタリオ州、ケベック州、ニューファンドランド・ラブラドール州、ノバ・スコシア州、プリンス・エドワード・アイランド州、ニュー・ブランズウィック州、マニトバ州)では、日本からの入国者には医療機関での検査や経過観察などを義務づけるとしています。(3月4日発表)
アジアからの留学生が多いBC州ですが、まだ上記制限はかけていません。
が、それも時間の問題だと思います。
現在、入ってきているニュースを箇条書きにしてあります。
1.カナダBC州のすぐ南のアメリカ・ワシントン州の州立大学(学生数50,000人)が全学休講措置を取りました。
カリフォルニアの大学などもそれに続くとみられています。
2.バンクーバー周辺の語学学校も閉鎖が始まっています。
3.航空便、入国状況の急変によるフライト変更については、エアカナダが手数料なしで受けることを発表しました。 それほど事態は急速に動いています。
4.昨夜のうちにBC州では8件、コロナウイルス感染者が確認され、州政府はこの急激な増加を深刻にとらえ、新たな制限措置に動くと思われます。
5.カナダとアメリカの国境通過(飛行機便・車での移動も含む)も非常に厳しい状況です。
コロナウイルス騒動が始まってからすでに100名以上がカナダからアメリカへの入国を禁止されています。
6.異常な勢いでコロナウイルスが広がっているイランへの渡航禁止勧告が出ています。
同じ措置が中国・韓国・日本に取られる可能性も十分考えられます。
_______________
追加ニュースがあり次第、お知らせ致しますが、次のことに留意して下さい。
カナダへの短期プログラム、語学学校目的の方は、カナダへの渡航は現在では問題外です。
カナダの大学への正式留学を予定しているみなさんは、カナダからの最新ニュース、大学からの連絡を見逃すことのないよう、注意して渡航予定を立てて下さい。
高校留学は、長期・短期を問わず、非常に厳しい状況です。
迅速に行動し、母国親元に一旦戻ることをお勧め致します。
日本から親が訪ねて来ることも難しい状況になる様相です。
また、高校から感染者が出た場合、大規模な休校も考えられます。
その場合の留学生への対応は非常に限られたものになることも理解しておいて下さい。
お困りの場合のご相談はこちらから。
_______________________
「カナダ高校留学実態2019総集編」eBook ダウンロードはこちら
「クリティカルシンキングがわかる」eBookダウンロードはこちら
日本人のためのエッセイ/クリティカルシンキング学習サイト(留学準備に必須) UX English
Podcast [カナダにいらっしゃい!]
「留学」のコラム
カナダ大学・高校留学:賃貸の見つけ方とホストファミリー事情(2024/03/28 05:03)
カナダ留学の現状と未来:Secret RCMP Report(2024/03/26 09:03)
ウエストコーストインターナショナルというエージェントの被害者未だ絶えず(2024/03/22 03:03)
3/18 カナダ学生ビザ申請へのPAL(Provincial Attestation Letter)ですでに金儲けをたくらむ語学学校(2024/03/19 10:03)
カナダ高校留学する前に:州と学区の方針を詳細に知ること(2024/03/16 06:03)