大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「ATM強盗多発のアルバータ州を未だに勧める留学エージェント」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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ATM強盗多発のアルバータ州を未だに勧める留学エージェント

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留学 大学・高校正規留学 2020-01-07 10:52

2020年に入っても、オイル不況に喘ぐアルバータ州のニュースが続きます。


カナダ高校留学を無謀にも計画中の親子のみなさん。

エージェントがニコニコしてアルバータ州を勧めて来たら、こんな現状を思い出して下さい。



オイル不況に加え、太平洋に抜けるパイプライン建設が滞っているため輸出出来るはずのオイルを運べなかったり、諸々困っているアルバータ州。


オイル関連の仕事がなくなり一番に打撃を受けたのが、高校も出てないか、かろうじて高校だけは(簡単な単位で)卒業した若者たち。


20代の失業率が23%という凄まじい状況の中、こんな犯罪が多発しています。


生活に困った若者(だけでもないらしいですが)が、広大なアルバータ大平原に点在する小さな町のガソリンスタンドやコンビニエンスストアのATMを狙う事件が頻発。


店に押し入り、店の内部を壊しまくって、ATMを引きずり出して盗んでいます。

 

2019年1月から10月までに、このような事件がなんと!51件も起こったそうです。

地元の人達はこんな心理状態に陥っています。


 "Not just that they are scared about the break-and-enters, but they're asking, 'Who's next?'"  

「強盗が押し入って来ることが怖いというより、次はどこがやられる?と」


アルバータ州は、エドモントン、カルガリーの大きな都市以外は、小規模の町がいくつかあるだけです。

それ以外は、本当に小さな小さな人口も数千人から数百人の町、というか集落が点在します。


町と町の間は所によっては100キロ以上も離れています。

強盗の通報をしても、警察がやって来る頃にはとっくに逃げた後。

ガッシャーーーンと店を壊してATMをゴロゴロ運び出す音も、近所同士も離れているアルバータの町では誰も気がつきません。

(アルバータ州はそれくらい広くて、想像を絶する自然の中に人がポツンポツンと暮らしているところです)


日本からは想像も出来ない環境にあるアルバータ州は、厳しい自然経験には絶好ですし、自然の美しさには畏敬の念さえ覚えます。

が。

未成年が留学?


100%のNOですね。

移民にも白人以外の人にも厳しい目線がありますよ。

Be Careful!! 


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