大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
留学生の親のみなさん、こんなカナダ高校生の姿を知っていますか?
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バンクーバー近郊の地域、留学生を入れ過ぎて地元高校生が締め出しを食らっているサレー学区での出来事。
Party Busという妙なものがカナダには存在します。
Pary Busを借り切った高校生(15歳〜18歳)が、付添なしでバスの中で乱痴気騒ぎ。
酔っぱらい、騒いでいたところを警察に捕まりました。
40人の高校生がバスの中で酩酊していたそうです。
このようなParty Busの存在は現在警察の注目するところとなり、取締りを強化するようです。
きっかけとなったのは、先月の取締り中に同様のバスが運行しているのを発見。
中には口の開いた酒瓶と、15〜18歳の高校生がいたそうです。
市民からの情報で、高校生たちがバス会社にお金を払い、バスでお酒を飲んでいる事実を警察が見張っていた時のことです。
バスの運転手には違反事項について厳しい罰則が下されました。
35名定員のバスに40名乗せたのもそのひとつ。
口の開いた酒瓶が車中にあったこと。 (カナダでは絶対禁止です)
未成年の付添資格も保持していなかったこと。
などです。
インド人が経営するこのバス会社(Elite Limousine Service) は、運転手がお金に目がくらんだ単独行動だと言い張っていますが、実際はこのようなイカサマなバス会社は未成年を金儲けのターゲットにしています。
BC州政府もこの事態を重く見ており、2019年4月よりこのようなParty Busへの規制を厳しくしたばかりの出来事です。
2016年にはParty Busのドアから酔っ払って落ちた女性が死亡する事故も起こっています。
やはりバンクーバー近郊のラングレーでのことです。
親たちにも、「Party Busでは子供たちがお酒や薬物にほうけていること」を徹底して知らせることも大切だと警察は述べています。
日本から高校留学生を見守る親のみなさん。
「パーティーに行ってくる」はカナダでは日本の高校生とはかなり異なる意味を持ちます。
遠く離れた子供さんの行動を監視するのは非常に難しいでしょうが、カナダのホストファミリーもそこまで責任はありません。
Party Busがからまない場合でも、アルコール、ドラッグは普通に存在することをよく認識しておいて下さい。
高校留学での「パーティー」に要注意。
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