大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
【Honda と Google 最強コンビ】日本の優秀な頭脳がカナダで留学する最強の理由
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Self-driving car (自動運転の車)開発の最終段階で、日本のHonda と、アメリカのGoogle がとうとう手を組みましたね。
お互いのプラスを合わせることで、最強戦略チームが出来るというのが思惑のようです。
日本の、数学・科学分野の基本訓練と、アメリカのとめどない創造力・実践力の統合だと思います。
どんな技術をどう開発し、どんな車になるかなど、専門的なことはさておいて。
この「最強コンビ」の秘密こそが「日本の優秀な高校生」がカナダに留学する最強の理由です。
長年日本でジリジリしながら観察して来た日本の教育と、今現在カナダでイライラしながら観察しているカナダの(北アメリカの高いレベルと言えます)教育とを比較してみると、「な〜るほどぉ〜〜」とこの Honda/Google の「最強コンビ」=「カナダ留学の最強の理由説」がはっきり見えて来ます。
先ごろ発表されたPISAテストの結果にも表れているように、よく訓練された日本の数学基本能力、公式に則って応用する能力は優れています。
サイエンスも基本的事実の徹底的理解と、基本的ルールに沿った応用力も高いです。
とにかくよく訓練された、躾のいい(disciplined)能力です。
ただ、問題は読解力・分析力の低さです。 添付のグラフでは「2006年から変化なし」となってはいますが、低いまま変化なしが問題なところです。
読解力・分析力がない=想像力の欠如 とも言えます。
事実・仮説から自分固有の考えを作る能力が大きく欠けています。
ルール・公式がないと、そこから進むことの出来ない創造力が余りにも乏しいのが日本の生徒です。
Too disciplined (躾されすぎ)?かな。
方や、カナダは?
カナダは読解力・分析力では群をぬいています。
想像力・想像力、自分のアイディアを語るという点ではおどろく積極性を見せています。
学校の授業の様子しかり。
書いたり、読んだりする能力しかり、です。
(ただし中の上以上レベルの生徒の話しですが。)
アメリカも同様だと思います。
問題は、躾のなさです。
Discipline ? は? という状態。
特にレベルがまだ分かれていない中学生のクラスでは、誰か何とか言えよ〜〜〜というほど。
先生たち! 甘いよ〜! と声掛けしたいほどです。
Discipline されてない分、小・中学生時に絶対必要な基本部分の訓練が足りません。
数学の基本が悲観的に足りないケース、サイエンスの基本を未だに高校レベルでやっているケースなど、これは将来への大きな問題点だなと思います。
それがPISAテストで浮き彫りになりました。
数学力が下がってますね。
当たり前やろ〜〜〜と思えるのが、日本から来た私の言い分ですが。
Google はアイディアが飛んで飛んで収集がつかないくなったのではないかな?
みんなが自分のアイディアを追求しすぎて、少しは現実的、固い公式・ルールが必要になったのではないかな?
やはり世界の市場に売っていくためには。
Hondaは技術はあるけど、良い製品は作れるけど(日本の特技ですね)アイディアがルールからはみ出ることが出来ないのかな?
または、日本が経済停滞した大きな原因として挙げられている「良い製品は作れるけど売り方を知らない」が問題なのかな?
製品のMarketing には、大いなる想像力・想像力・アイディアが必要なはず。
それをGoogle に期待したかな?
などなど、あらゆる可能性が脳を飛び交ってしまいます。
いずれにしても、このコンビは大いに注目したいと思っています。
もちろん、「日本の優秀な頭脳」が「カナダのアイディア力」と結びつく「本当の留学」にも注目し、応援していきたいと考えています。
Come Join Us in Canada!
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