大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「26年前のホストファミリー」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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26年前のホストファミリー

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留学 大学・高校正規留学 2016-10-26 08:09

カナダに活動の基盤を移してそろそろ2ヶ月。

小さな町から更に10キロ離れた地平線のど真ん中からのニュースです。

 

カナダ・アルバータ州の小さな町に、初めて生徒を連れてホームステイに来たのは26年前。

15・12・11歳の3人息子も連れて。

 

カナダ人相棒が深い信頼の人間関係を持つ小さな町。

そこでのホストファミリーは正に厳選・超一級の方たちばかりでした。

生徒たちも、息子たちもその後の人生の進路に大きな影響を与えることになったカナダ。

 

26年後、首謀者の私は、カナダのその同じ場所で新たな人生のチャレンジを始めました。

 

そのうちのひとつ。

日本の教育制度でも一流の実績を残した、日本が誇る生徒たちのカナダでの冒険のお手伝い。

優秀な日本人の存在感をどすどす植え付けながら頑張る生徒を、学習・生活面から応援中。

 

相棒は28年の日本での生徒指導を終え、小さな町に帰還。 彼の驚きの人間ネットワークが日々大きく、深くなっていき、そのたびに留学中の生徒の活動の幅がぐいぐい広がって行きます。

まるで魔法をみているように。

小さな町と相棒の人望の威力ですね。

 

そんなある日、現在高校留学中の女生徒がホストファミリーを変わることに。

私達がまだカナダに戻る前にアレンジしたファミリーでした。

オイル不況、高齢化の波に襲われているアルバータ州の田舎にありがちな家族の問題はまっぴらご免だと、早速相棒が強烈に動きました。

 

やはり、地元に戻った彼の人望ネットワークは魔法だ!と実感。

なんと! 26年前の超一流のホストの一軒が乗り出してくれました。

 

小さな町に戻った彼の話しはたちまち良いひとたちの輪にさざ波のように広がり、その輪から人たちが続々と顔を見せ始めています。

たった5分家族で話し合っただけで「彼の生徒なら、YES! 早くいらっしゃい!」と。

 

ホストファミリーとしては絶好の50代。

子供は独立し、夫婦だけの落ち着いた生活。 引退してもしていなくても、人生の熟成期に差し掛かったホストファミリーは最高です。

 

相棒の威力です。

 

感激したことがもっと。

26年前に伴った息子のことをよ〜く覚えていてくれて、「3人はどうしてる?」と聞いてくれました。 これはすごい。 人間を人間としてきちんと扱ってくれる人たちだと。

一番上は何歳になった? 一番下は? 真ん中は?

 

一番上はもう40歳になりました。 末っ子は37歳です。

その末っ子と、ホストファーザーとの写真発見。

アルバータ平原で馬に乗せてもらったときのです。


 

生徒はこの家族の一員になります。

今週末から。

 

心がほかほかしています。

カナダにいらっしゃい! 

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